“オブラクの後継者”を求めるアトレティコ、スペイン2強相手に好守連発の24歳GKをターゲットに!?
2025年5月27日(火)19時14分 サッカーキング
アトレティコが狙うGKレオ・ロマン [写真]=Getty Images
ヤン・オブラクの後継者は誰になるのだろうか。今シーズンのラ・リーガも全日程が終了し、歴代最多となる6度目のサモラ賞を受賞した絶対的な守護神も、気つけば32歳。来シーズンで在籍12年目となり、フットボールにおいて息の長いポジションであるとはいえ、いよいよ後釜問題を直視しなければならなくなってきた。
そんなアトレティコが“気に入っている”とされるのが、マジョルカに所属するレオ・ロマンとのことだ。今シーズンにレンタル先のオビエドから復帰した24歳は、正GKの座を務めていたプレドラグ・ライコヴィッチが退団したものの、ドミニク・グレイフとのポジション争いで後塵を拝し、公式戦8試合の出場にとどまった。が、ゴールマウスを守った数試合でのインパクトが大きく、とくに第33節バルセロナ戦と、第36節レアル・マドリード戦ではビッグセーブを連発。前者相手に、今シーズンの1試合における最多セーブ数の『12』を記録し、後者相手にも『11』という数字を残しており、ポテンシャルの高さをスペイン中に知らしめることとなっていた。
当の本人も、「十分な出場機会が得られていない。自分の状況は良くない」と現状に満足していない模様。『アス』によると、このような状況もあり、アトレティコが「彼を説得して契約するためにあらゆる手段を講じるつもり」とし、「2024−25シーズンに記録的な活躍を見せたゴールキーパーの獲得に動いている」と本格的に獲得ターゲットに据えていることを報じている。
現行契約は2026年夏までで、契約解除金は1200万ユーロ(約20億円)とされるレオ・ロマン。“次なるオブラク”を求め続けるアトレティコの後継者探しは、今夏どのような様相を見せるのだろうか。