銅メダルの伊藤美誠「新たな挑戦をしていきたい」 世界卓球から帰国 女子ダブルス再挑戦を明言
2025年5月26日(月)23時56分 スポーツ報知
銅メダルを手に笑顔の伊藤美誠
25日に閉幕した卓球の世界選手権個人戦(カタール・ドーハ)男女日本代表が26日に帰国し、メダリストが千葉市内で会見に臨んだ。女子シングルスで銅メダルを獲得した伊藤美誠(スターツ)は「試合に夢中だったので、勝つことよりは目の前の試合に集中して、こつこつという感じで考えていた。それが勝ちにつながっていい試合ができて、すごく満足のいく試合ができたし、大会でした」と充実感をにじませた。
大会では、同種目の日本勢では1969年ミュンヘン大会の小和田敏子以来、56年ぶりとなる金メダルには届かなかったとはいえ、準々決勝で王芸迪(おう・げいてき)を撃破するなどして、世界選手権で自身10度目の出場で初の表彰台に立った。「中国人を倒してメダルを取れた。中国選手をしっかり倒さないとメダル獲得はできないというののは今の現状なので、それを成し遂げることができてうれしいです」と手応えを話す。
今後の展望も明らかにした。「シングルスに励んでいたんでしたが、女子ダブルスを再開してみたりとか、また新しい挑戦をいろいろしていきたいなと考えています」と先を見据えた。