大橋ジムの超新星、アマ8冠・荒竹一真が28日プロデビュー「別格だなと思っていただけるような試合ができたら」

2025年5月27日(火)14時55分 スポーツ報知

計量を行う荒竹一真(カメラ・中島 傑)

◆プロボクシング ▽49キロ契約6回戦 荒竹一真—キティデッチ・ヒルンサク(5月28日、横浜BUNTAI)

 アマチュアボクシング8冠の荒竹一真(22)=大橋=が27日、横浜BUNTAIでプロデビュー戦の前日計量をクリア。「本当に新しいスタート、新たな一歩が明日になると思っているので、世界チャンピオンになるために、まずはしっかりいい形で決めれたらなと思う」と決意を語った。

 4月10日にB級プロテストに合格した。デビュー戦へ向け「持ち味のスピードであったり、いろんなパンチ練習して来ている。どのパンチで来るんだろうなって言うのを、デビュー戦なのでいろんな方に見ていただけたら。今は元トップアマの選手がたくさんプロに転向されて、いい選手がすごく多い。そういった中でも、荒竹一真は別格だなと思っていただけるような試合ができれば」とファンにアピールすることを誓った。

 試合までのリカバリーは「焦らずにゆっくりと、体にいいものをしっかりとって、明日の試合で動けるようにしっかり気をつけながらリカバリーしたい」と、勝負飯の「地元・鹿児島のウナギ」でパワーを充填(じゅうてん)させる。

 荒竹は2002年11月22日、鹿児島県生まれ。小学5年でボクシングを始めた。鹿屋工高時代に、コロナ禍で中止となった3大会を除くすべての大会を制し高校5冠を達成。23年全日本選手権など、高校、大学で出場した国内主要7大会すべてで優勝。日本代表としても、21、23年の世界選手権で5位、24年エロルダ杯で日本人初優勝などの実績を残した。23年IBAアマチュアボクシング世界ランキングは3位。元プロボクサーで24年パリ五輪日本代表コーチも務めた父・俊也さん(50)がトレーナーを務める。身長160センチのサウスポー(利き腕は右)で、アマチュア戦績は65戦58勝(11RSC)7敗。

 試合はLeminoプレミアムで独占生配信される。

スポーツ報知

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