アマ8冠の荒竹一真 プロデビュー戦へ「世界王者になるための一歩目」 大橋会長も期待「尚弥に似ている」

2025年5月27日(火)14時44分 スポーツニッポン

 ◇プロボクシング49.0キロ契約6回戦 荒竹一真(大橋)《6回戦》キティデッチ・ヒランスク(タイ)(2025年5月28日 横浜BUNTAI)

 アマチュア8冠の荒竹一真(22=大橋)が27日、プロデビュー戦となるノンタイトル戦の前日計量に臨み、48・7キロでパスした。プロ初の計量を終えると「(状態は)完璧です。毎日計量があった(トーナメントの)アマチュアとは違い、1回の計量に集中できるので凄くいい調整ができた」と笑顔。計量後は地元・鹿児島産のウナギを食べてリカバリーに努めた。

 プロ初のリングで対戦するキティデッチ・ヒランサク(23=タイ)は今回5度目の来日。荒竹と同年代だが、ここまで22戦15勝9KO7敗と経験豊富だ。WBC世界ユース・ライトフライ級タイトルマッチも経験しており「技術もあると思う。そういったところに気をつけて、いろいろ吸収しながら自分のボクシングを展開したい」と力を込める。

 プロ転向後は、幼少期から二人三脚で歩んできた元プロボクサーの父・俊也トレーナーとともにパンチの狙う場所や、ディフェンス面の強化、6ラウンドの戦い方に重点を置いて調整しきた。「いろいろなパンチを練習してきた。持ち味のスピードとともに、いろいろな方に見ていただけたら」と自信満々だ。

 所属ジムの大橋秀行会長が「(デビュー時の)井上尚弥に似ている」と話す逸材は「世界チャンピオンになるために、まずは一歩目をいい形で決められたら。荒竹一真は別格だな、と思っていただける試合をしたい」。デビュー戦で、世界戦2試合にも劣らぬインパクトを残してみせる。

スポーツニッポン

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