【まるがめボート SGオールスター】平山智加 地元大舞台で闘志全開「気持ちで負けない」

2025年5月27日(火)4時30分 スポーツニッポン

 ボートレースまるがめのSG「第52回ボートレースオールスター」が、27日に開幕する。本紙担当の白鳥幹太記者は、G2レディースオールスター(とこなめ)から今回の6日間に挑む女子レーサー8人を直撃した。

 平山智加(39=香川)がSGの舞台に足を踏み入れたのは、今から16年前。2009年の福岡オールスターだった。「初めて選んでいただいてからその後、何度も出場させてもらって、本当に感謝しかないです。私は派手なレースができるわけではないし、パンチもない。特に取り柄がないんですけどね。それで、もう選手生活も20年目になりました」と柔和な笑みを見せる。

 13年にはG1尼崎60周年記念を制しており、男子トップクラス相手でも勝ち切れるだけの実績を残している。遠藤エミに次いで高いレベルで大舞台での経験を積み重ねてきた。

 走り慣れたまるがめは最近、仕上がることが多く、「いいエンジンを引けて、いい流れがきたらチャンスはくるんじゃないですかね」と思いをはせている。今大会は女子が近年活躍する傾向もあり、ファイナリストに「残る確率は上がりますよね」と目を輝かせている。

 地元のSGはこれまで09、13年のメモリアルに14年のオーシャンカップと3度参戦して、3着2本が最高成績。最後に出たのが14年のオーシャンカップで11年ぶりとなる。あの頃とはまたひと味違う走りで意地を見せたい。

 「まるがめでSGに出られるのはあと何回もないと思うんですよね。これが最後になる可能性もありますからね。だからこそ、せっかく選んでいただいたんだし、気持ちで負けないように頑張りたいです」

 水面際に響き渡る地元ファンの声援をほどよい闘志に変えて臨む。初日の出番は4号艇の2Rと5号艇の11Rだ。

スポーツニッポン

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