大野豊氏が現役時代に組んでみたかった捕手は誰? その答えに共演者全員メロメロ
2025年5月27日(火)17時37分 スポーツニッポン
BS10の野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」(月曜後10・00)が26日に放送され、大野豊氏(69)と西山秀二氏(57)の元広島バッテリーがそろってゲスト出演。数々の“聖人伝説”を持つ大野氏の人柄に、改めて共演者たちがメロメロになる場面があった。
入団テストを経て1976年ドラフト外で広島入りし、カープひと筋に22年間プレー。148勝138セーブと先発に抑えにとフル回転し、野球殿堂入りも果たしているレジェンド左腕の大野氏だが、その人柄についてもこれまで同番組内で「大野さんを悪くいう人、誰もいない」(野村謙二郎氏)「みんなの手本になれる。人として最高」(西山秀二氏)「誠実。俺が女やったら大野さんと付き合いたい」(笘篠賢治氏)などと後輩たちからことあるごとに絶賛されてきた。
そして、その大野氏がようやく番組初登場。そのなかで、現役時代にバッテリーを組んでみたかった捕手は?というトークになった時だった。
大野氏は「強いて言えば古田かな」とヤクルトの名捕手として鳴らし、その後ヤクルト監督も務めた古田敦也氏(59)を指名。その理由について「しっかりキャッチングできるし、肩も強いし。なんて言っても打てますよね」と首位打者や最多安打のタイトルも獲得した“ID野球の申し子”の功績に触れた。
そして、「達川(光男)や西山が打てなかったわけじゃないですよ。でも、やっぱりキャッチャーとしてあれだけ打てるバッターでしたから。(野村克也監督から)ID野球を注入された古田がどのようなリードするのかっていうのはありますよね」と続けた大野氏。
だが、即座に「ただね、それはおまけであって。われわれの若いころは達川がいて。そのあとを引き継いだ西山がいて。もうチーム内で十分ですよ」と目尻を下げた。
この一点の曇りもない優しい笑顔とセリフに、この日の番組MCを務めていた鯉党のお笑いコンビ「チュートリアル」徳井義実(50)と、白戸ゆめの(29)はもううっとり。「こういうところですよね〜!」(白戸)「こういうとこやねん!惚れちゃうよねぇ〜!」(徳井)「素敵です!」(白戸)と満面笑みになった。
ここで、ニコニコと大野先輩の話を聞いていた西山氏は「いやいや、古田さんと組んでたら200勝してたかもしれないですよ」と笑顔で大野氏に話しかけたが、大野氏は笑顔で否定。「最終的には人と人。だから大事にしなきゃいけないんですよ」と隣に座っている西山氏の腕に優しくタッチすると、西山氏は大きな体を前後に揺らしながらデレデレに照れまくっていた。