大仁田厚が“過激な仕掛け人”新間さん追悼興行参戦を嘆願「色よい返事をお待ちしています」

2025年5月28日(水)9時40分 スポーツニッポン

 初代タイガーマスクが主宰する「ストロングスタイルプロレス Vol.34 THE 20th ANNIVERSARY—“過激な仕掛人”新間寿追悼興行—」(6月12日、後楽園ホール)に大仁田厚が参戦嘆願のコメントを発表した。

 大仁田厚がタッグパートナーの雷神矢口とともに同大会への参戦を、平井丈雅代表に向けて嘆願した。

 4月21日に逝去した“過激な仕掛け人”と呼ばれた新間寿さん(享年90歳)について大仁田は「新間さんには、大変お世話になりました。俺が全日本プロレスを引退した後からFMW旗揚げまでの間に、プロレス界復帰の足掛かりをいただいたと思っています。“大仁田、お前、挑戦状をUWFへ渡してこいよ”って。大阪府立体育館でやっていたUWFの大会へ、新間さんは俺を行かせるわけですよ。そこで“チケット持ってますか”と言われたことで、俺の闘争心に火がついてFMWができるきっかけになった」と自身がうだつが上がらなかった引退(一度目)の後、転機をもらった恩義を語り、「新間さんは、プロレス界の誰よりも、プロレスを愛していたんじゃないかな」としんみり。

 大仁田のタッグパートナーの雷神矢口は「新間会長には、大仁田さんが2012年にリアルジャパン(当時)に乗り込み、初代タイガーマスクと抗争を繰り広げたときから、何かと気にかけてくださり可愛がっていただいた。自分が地元の浅草で地域プロレスを旗揚げすると言えば、新間会長はあいさつに来てくれたし、最近では昨年12月から怪獣プロレスのコミッショナーにも就任してくださった」と、これまでの縁を語った。「新間会長はいつも“子どものファンを増やさないと、プロレスの未来はない”と語っておられた。自分たちが大人も子供も巻き込めるプロレスを、もっと広めていかなくては」と真剣な面持ちで話した。

 大仁田は「平井さんへ。俺とやっちゃん(矢口)で、新間さんの追悼大会に参戦させていただきたい。試合形式は、俺たちらしいスタイルで新間さんを見送りたいから、ハードコアマッチを希望します。対戦相手は任せます。色よい返事をお待ちしています」と参戦を要望した。

スポーツニッポン

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