【峰竜太のアロハな気分】夫妻合同インタビュー(後編)来世もまた結婚したい
2025年5月28日(水)5時0分 スポーツニッポン
佐賀県唐津市出身でボートレース界のスーパースター・峰竜太による月1コラム「アロハな気分」。3月30日に40歳の誕生日、妻の明華子(あかね)さんとの結婚記念日を迎えた峰竜太。先月に続き、結婚14年目に突入した2人のインタビュー後編をお届けする。
——夫婦円満の秘けつは?
峰竜太(以下、竜)「一緒にいること。お互いを自由にさせてくれることじゃないかな。相手に寄り添う」
明華子さん(以下、明)「束縛し合わないっていうか、相手の気持ちを優先に思うことですかね」
竜「サーフィンに行きたい時は“行ってらっしゃい”って送り出してくれるし、逆に嫁さんが何かをしたいような時に、それに対してお金とか時間を使ってあげる。それが一番だと思う。お互い1人の時間も好きなので、それを考えながら。自分のしたいことばかりにならないようにするのも大事」
明「毎回してたらキツいけど、10回のうち1回くらいでも相手を優先することがあれば、あの時してくれたって相手が思ってくれると思うので。同じになりますけど、相手に寄り添う、相手を思う、ってことでしょうね」
——ボートレーサーは家を空けることが多い職業。寂しい思いをしたりしませんでしたか?
明「最初は寂しかったですね。1週間が長かった。以前は寂しいだけだったんですけど、今は別の意味で長いなって思う時もあります」
——改めて、お互いへの思いを教えてください。
竜「この人と結婚して良かったなって思う。来世、自分がボートレーサーじゃなくてもまた結婚したい。自分の人生を楽しませてくれたし、支えてくれている。ずっとこの人がいいって思う」
明「出会った時より今の方が好きだし、人間的にも、上からの言葉になっちゃうけど凄くいい人になっている。表の部分、ボートもうまくてキラキラしたところも尊敬できますけど、人間性もすてきだなって思います」
——今後、2人でやってみたいこと、夢はありますか?
竜「自分ももうそろそろボートレースの余生というか、いずれ辞める時が来ると思うし、2人の時間をつくるのもありですかね」
明「孫を一緒に見たい。ちょっと気が早いですけどね」
後輩の紹介で知り合った2人は3人の子宝にも恵まれて、充実した結婚生活を送っている。“来世もまた結婚したい”、“出会った時より今の方が好き”と言い合える素敵な夫婦。明華子夫人の夢がかなった時、おじいちゃんになった峰竜太も今と同様、天真らんまんなのだろう。
◇峰 竜太(みね・りゅうた)1985年(昭60)3月30日生まれ、佐賀県唐津市出身の40歳。唐津西高校時代はヨット部に所属し、インターハイ、国体、世界選手権に出場。ボートレーサーとしては佐賀支部の95期生として04年11月にプロデビュー。18、20年にグランプリ優勝。23年10月の蒲郡ダービーで最高峰のグレードSG6度目のVと全24レース場でのVを達成。生涯獲得賞金は18億円を突破。1メートル71。血液型B。