“地方の鬼”山崎伊織「おっきいのを打たれないようにちょっと慎重にいき過ぎて」初回1失点も6勝目

2025年5月28日(水)22時20分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人4—1広島(2025年5月28日 金沢)

 巨人の5年目右腕・山崎伊織投手(26)が28日の広島戦(金沢)で今季9度目の先発登板。7回途中6安打1失点の好投でリーグ最多タイとなる今季6勝目(1敗)をマークした。

 初回に1点先制を許したものの、その裏には味方打線が増田陸とキャベッジのソロアーチ2発で逆転。2—1のまま試合はこう着状態が続いたが、失点は初回だけでその後は得点を許さなかった。

 お立ち台では「立ち上がり、ちょっと難しかったんですけど。すぐ点取られてしまって。でも、裏に逆転してくれたんで。なんとか粘り強く。イニング途中で降りてしまいましたけど、なんとか試合をつくれたと思います」とやわらかい表情でコメントした山崎。

 地方球場で昨季4勝(1敗)を挙げ、防御率も1.32だった“地方の鬼”として知られる。

 今季は初の地方球場での登板だっただけに「久しぶりやったんで。あんまり立ち上がりは良くなかったんですけど」と反省しつつ「ちょっと狭めの球場なんで、おっきいのを打たれないようにちょっと慎重にいき過ぎてカウント悪くする場面があったんですけど、なんとか粘り強く投げれたと思います」と振り返った。

 これでリーグ最多タイの6勝目。「1勝1勝の積み重ねなんで。あまり気にし過ぎず、次の試合、全力でいけるようにまた頑張ります」と最後まで冷静に話していた。

 投球内容は6回1/3で打者26人に対して103球を投げ、6安打1失点。7三振を奪い、与えた四球は2つ、直球の最速は151キロだった。

 なお、山崎はこれで地方球場の通算成績を6勝2敗としている。

スポーツニッポン

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