【ボーイズリーグ】札幌豊平ボーイズが全勝ターン…3番・清野馨が打撃で活躍、左腕・菊地健斗が力投

2025年5月29日(木)7時50分 スポーツ報知

力投した札幌豊平ボーイズの菊地

◆ナガセケンコー杯第34回北海道支部春季リーグ戦 第3節(24日・夕張サングリンスタジアムほか) 札幌2−9札幌豊平、札幌豊平4−2札幌手稲

 札幌豊平ボーイズがリーグ戦の全勝ターンを決めた。ダブルヘッダーで札幌ボーイズと札幌手稲ボーイズを退けて4連勝。首位キープで後半戦へ弾みをつける。

 札幌豊平ボーイズは第1試合の札幌戦で、3番・清野馨(3年)が初回2死に右中間を破る三塁打を放って口火を切ると、後続がつないで3点を挙げた。清野はリーグ戦開幕から「走者をかえすためにコンパクトな打撃を心がけている」と意識を変え、安打を量産。三塁打は3戦連続となった。

 続く札幌手稲戦は主戦左腕の菊地健斗(3年)が先発した。4回に先制点を許すも5回に打線が奮起し、単打などをつないで一挙4得点。逆転に成功すると菊地は7回途中まで腕を振り、4連勝を決めた。

 リーグ戦を無傷で折り返し、黒岩公二監督(51)は「接戦や逆転、コールドといろんな勝ち方をできた。緊張感やしんどさを経験できて選手たちも自信を付けている」と話した。17日の初戦で、昨年Vの旭川大雪ボーイズを2—0で破り、チームとして手応えを得た。

 開幕のゼット旗争奪春季北海道大会は2回戦敗退、続くスポーツ報知杯北海道大会は準決勝で敗れたが、チームづくりは着々と進んでいる。後半戦へ黒岩監督は「色々と試して選手層の底上げを図りたい」と、来たる6月の北海道選手権へ照準を定める。

スポーツ報知

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