菊池雄星、5回4安打1失点で5敗目 今季2勝目はならず…ジャッジとは申告敬遠2つと右飛
2025年5月29日(木)12時29分 スポーツ報知
◆米大リーグ エンゼルス0—1ヤンキース(28日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの菊池雄星投手(33)が本拠地・ヤンキース戦に先発し、5回4安打1失点で今季2勝目とはならなかった。味方の援護はなく、チームはそのまま0—1で敗れ、菊池は今季5敗目を喫した。
初回には、先頭のゴールドシュミットに右翼線二塁打を許すと、1死から3番・ジャッジを敬遠、4番・ベリンジャーに四球で満塁のピンチ。5番・ボルピに中犠飛を許し、先取点を献上した。なお2死一、二塁で6番・ドミンゲスはボテボテの三塁内野安打で再び満塁にしたが、後続は中飛に抑えた。
2回には、2死から四球と二塁打で二、三塁。3番のジャッジを再び申告敬遠として満塁にすると、球場ファンから大ブーイングを浴びた。それでも、続くベリンジャーを左飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。0—1の5回先頭で迎えたジャッジとのこの日3度目の勝負は、右飛に抑えた。
今季11度目の登板となった前回23日(同24日)の本拠地・マーリンズ戦では、5回2/3で110球を投げて7安打、4奪三振、4四球ながら無失点で移籍後初勝利を飾っていた。
19年に西武からマリナーズに入団し、今季がメジャー7年目でメジャー4球団目。今オフにエンゼルスに加入し、自身初の開幕投手も務めた今季はこれで11試合に登板し、1勝4敗、59回2/3を投げて防御率3・17をマークしていた。