横綱・大の里の綱が完成 長さ4・22m、重さ7・2キロ 師匠の元横綱・稀勢の里に「雲竜型」土俵入り学び「大きくみせたい」
2025年5月29日(木)12時28分 スポーツ報知
「綱打ち」を行い、土俵入りの練習をする横綱大の里(代表撮影)
大相撲の第75代横綱に昇進した大の里(二所ノ関)の新しい綱を作る「綱打ち」が29日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で行われた。真新しい綱は4・22メートル、7・2キロだった。大の里は「ようやく実感が湧いた。小さい頃から見ていた。責任感を持って頑張りたい」と決意を新たにした。
その後雲竜型での横綱土俵入りを師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)教わった。「せり上がりのところを意識した。大きな体をより大きくみせられるようにしたい」と抱負を述べた。
この日は大の里のはからいで、石川発祥で大の里が好きなチャンピオンカレーのキッチンカーが登場。綱打ちを手伝った二所ノ関一門の力士、関係者らに約250杯のカレーを振るまった。金沢から7時間かけてきたというチャンピオンカレー関係者は「地元から横綱が出てうれしい」と話した。