【スノボ】竹内智香が引退発表 7度目五輪ならレジェンドに並ぶ金字塔
2025年5月29日(木)14時11分 スポーツニッポン
スノーボード・アルペン女子で14年ソチ五輪パラレル大回転銀メダルの竹内智香(41=広島ガス)が29日、来シーズン限りでの現役引退を発表した。
☆生まれ、競技歴 1983年(昭58)12月21日生まれ、北海道旭川市出身の41歳。98年長野五輪をきっかけにスノーボードを本格的に開始。五輪6度出場、14年ソチ五輪で銀メダルを獲得。W杯は通算1勝を含む表彰台14回。世界選手権は15年パラレル大回転で銅メダル。
☆日本初 12年12月にイタリア・カレッツァで開催されたW杯パラレル大回転で優勝。スノボ・アルペン種目では男女通じて日本勢初の快挙だった。また14年ソチ五輪では銀メダルを獲得。こちらも日本勢初のメダルで、スノーボード競技全体でも日本女子初の快挙だった。
☆6度出場 02年ソルトレークシティ五輪から6大会連続で出場しており、6度出場は日本女子単独最多。すでに来年のミラノ・コルティナ五輪の派遣基準もクリアしており、7度目なら夏冬合わせて7度出場した橋本聖子に並ぶ日本女子最多記録となる。
☆実家は旅館 実家は北海道の旭岳温泉で「湯元 湧駒荘」を営む。同旅館は「日本秘湯を守る会」にも認定されている名湯。竹内自身もシーズンオフには手伝いをすることがあった。
☆卵子凍結 36歳だった20年秋に卵子凍結したことを公表した。女性アスリートが同様の公表を行うのは珍しく、先駆者となった。