大阪ブルテオン 新監督はトーマス・サムエルボ氏「日本が大好き」ロシアを東京五輪銀メダルに導いた名将
2025年5月30日(金)8時37分 スポーツ報知
大阪ブルテオンの新監督に就任したトーマス・サムエルボ氏(提供写真)
パナソニック・スポーツ株式会社のバレーボールチーム「大阪ブルテオン」は29日、フィンランド出身のトーマス・サムエルボ氏が2025〜26年シーズンから指揮をとることを発表した。24〜25年シーズン限りでロラン・ティリ氏が退任し、男子日本代表監督に就任していた。
サムエルボ氏は現役選手時代の05〜06シーズンには、日本のVリーグでプレーした経験があり、指導者として21年東京五輪でロシア代表を銀メダルに導いている名将。ロシアの他、母国のフィンランド、カナダでも代表チームを率いた経験がある。大阪Bは大同生命SVリーグ初年度の24〜25年シーズンでレギュラーシーズン優勝、チャンピオンシップは4強入りした。
同氏はチームを通じて「この新しい冒険に、とてもワクワクし、そしてやる気に満ち溢れています。私は日本が大好きで、日本で選手としてすごした経験もあります。この経験は、日本の文化や精神に触れる上で助けになります。将来のことは分かりませんが、確実に言えることは、皆さんと一緒に大きな事を成し遂げるために、私が持っている全て、またそれ以上を注ぎ込むということです。大阪ブルテオンファミリーの一員になれること、大変うれしくまた光栄に思っています」とコメントした。