アタランタ3位浮上ならず…セリエA最終順位決定、得点王はラウタロ、アシストTOPはディバラとR・レオン

2024年6月3日(月)4時12分 サッカーキング

得点王に輝いたインテルFWラウタロ・マルティネス[写真]=Getty images

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 セリエA第29節延期分が2日に行われ、アタランタとフィオレンティーナが対戦した。

  2023−24シーズン最後のセリエAの試合は、点の取り合いとなった。6分にガエターノ・カストロヴィッリのアーリークロスをアンドレア・ベロッティがヘディングで合わせて、フィオレンティーナが先制に成功するが、12分にシャルル・デ・ケテラーレの絶妙なスルーパスで抜け出したアデモラ・ルックマンがゴールを決めて、アタランタがすぐに同点に追いつく。

 19分にはクリスティアーノ・ビラーギのクロスをニコラス・ゴンサレスが見事なボレーシュートでゴールネットを揺らし、フィオレンティーナが再びリードするが、32分にアタランタのジョルジョ・スカルヴィーニが強烈なミドルシュートをゴールに突き刺し、またも同点に追いつく。

 それでも、フィオレンティーナは前半終了間際にコーナーキックのこぼれ球をベロッティが押し込んで、リードを奪うことに成功。後半はアタランタがチャンスを作るも、トンマーゾ・マルティネッリの好セーブもあり、得点は動かず。試合はこのまま3−2でフィオレンティーナが勝利し、敗れたアタランタは4位でフィニッシュすることになった。

 なお、この試合の82分、EURO2024に向けたイタリア代表の暫定メンバーに選出されていたアタランタのジョルジョ・スカルヴィーニが、相手との接触なしでピッチに倒れ込み、途中交代を余儀なくされた。膝を負傷したとみられ、EURO2024出場に向けて、状態が心配される。



 これで2023−24シーズンのセリエA全試合が終了。セリエA公式サイトの集計による得点王には、24ゴールを奪ったインテルのラウタロ・マルティネスが輝き、アシスト王は9アシストを記録したローマのパウロ・ディバラとミランのラファエル・レオンが並ぶ結果となった。最終順位と得点、アシストランキングの詳細は下記の通り。

■順位:チーム(勝ち点/得失点)
1位:インテル(94/67)
2位:ミラン(75/27)
3位:ユヴェントス(71/23)
4位:アタランタ(69/30)
5位:ボローニャ(68/22)
6位:ローマ(63/19)
7位:ラツィオ(61/10)
8位:フィオレンティーナ(60/15)
9位:トリノ(53/0)
10位:ナポリ(53/7)
11位:ジェノア(49/0)
12位:モンツァ(45/-12)
13位:ヴェローナ(38/-13)
14位:レッチェ(38/-22)
15位:ウディネーゼ(37/-16)
16位:カリアリ(36/-26)
17位:エンポリ(36/-25)
18位:フロジノーネ(35/-25)
19位:サッスオーロ(30/-32)
20位:サレルニターナ(17/-49)

■得点ランキング(※)
1位:ラウタロ・マルティネス(インテル)24ゴール
2位:ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(ユヴェントス)16ゴール
3位:ヴィクター・オシムヘン(ナポリ)15ゴール
3位:オリヴィエ・ジルー(ミラン)15ゴール

■アシストランキング(※)
1位:パウロ・ディバラ(ローマ)9アシスト
1位:ラファエル・レオン(ミラン)9アシスト
3位:シャルル・デ・ケテラーレ(アタランタ)8アシスト
3位:オリヴィエ・ジルー(ミラン)8アシスト
3位:ヘンリク・ムヒタリアン(インテル)8アシスト
3位:クリスティアン・プリシッチ(ミラン)8アシスト

※セリエA公式サイトの集計


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