元DeNAバウアーが“刀パフォ”の真意を説明 「不必要」との批判に猛反発「とんでもなく滑稽で、常軌を逸している」
2024年6月14日(金)6時0分 ココカラネクスト

DeNA時代にも披露していた「刀パフォ」。その真意をバウアーが説明した。(C)Getty Images
一部で批判を受けるマウンド上での“パフォーマンス”の真意を本人が告白した。現地時間6月13日、元DeNAのトレバー・バウアーは自身のXを更新。奪三振後にマウンドで刀を鞘に納めるような仕草について「子どもため」と説いた。
【動画】果たして挑発か? バウアーの「刀パフォーマンス」をチェック
ともすれば、“挑発的”と捉えられてもおかしくもない。バウアーはメジャーリーグ時代から三振を奪った直後に両腕を点につき上げ、刀を振り下ろすかのようなポーズを取ってきた。一連の動作は日本でプレーしていた際にも批判も受けていたが、メキシカン・リーグでプレーする今も苦言を呈されている。
Xで「相手を尊重することは別問題だ。彼の自尊心の欠如を示している」と改めてクレームを頂戴すると、これにバウアーは猛反発。「僕がそれ(刀パフォーマンス)をやるのは、ひとつに誰にとっても試合が楽しくなるからだ。そしてもうひとつは若い野球ファンがいるSNSで張り付けやすくなるから」と説明し、「野球を衰退させないために成長させたいか?」と訴え続けた。
「『顧客』がいる場所で自分をアピールしなければならないのだから、こんな意見に賛成する人よりも、俺の意見に賛成する人の方が多いことを祈るよ。じゃないと、野球が『かっこよくない』という理由で、高校に上がるいなや有望な若い選手を他のスポーツに奪われ続けるだけだ」
自分の行動が野球界に大きな貢献をもたらしていると主張するバウアー。しかし、「これは明らかに君の賢明なビジネスの一環だ。子どもたちにアプローチするというあなたの目標が、ふざけた行為を売り込むことだというのは残念だ」と再び反発を受けると、これにも怒りを露わにしている。
「僕以上に子どものために尽力している選手は一人もいない。教育面でも、娯楽面でも、ね。この意見はとんでもなく滑稽で、常軌を逸しているよ」
相変わらずの歯に衣着せぬ言動を見せるバウアー。現在はメジャー復帰を目指しているようだが、果たして「子ども手本となりたい」という男の目標は叶うだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]