DeNA7年目の勝又 誕生日から3日間で「エア昇降格」の明と暗を体験 「抹消回避」で1軍生き残り
2025年5月24日(土)16時43分 スポーツニッポン
DeNA7年目の勝又温史外野手が、25歳の誕生日22日からの3日間で「エア昇降格」の明と暗を味わった。
「自分にとってはチャンスなので、1度死んだつもりでまた頑張ります」。今季7試合9打数3安打、打率・333の25歳は、22日中日戦後に2軍降格を通達された。
そのため23日は、午後6時開始のイースタン・リーグ・ヤクルト戦(横須賀)出場に向け午後から練習に取り組んでいた。
同時刻には、代替選手で梶原昂希外野手が1軍広島戦(マツダ)前の練習に合流。だが練習中に梶原は、体調不良で急きょベンチ奥に姿を消した。
結局梶原の昇格は見送られ、一方横須賀で練習中だった勝又に再度白羽の矢が立ち、23日深夜に新幹線で広島入りした。抹消を「回避」した勝又は、雨天中止となった24日のマツダスタジアムでの室内練習場に合流。25日からの戦いに備えることになった。
誕生日からの3日間で「エア昇降格」を体験した勝又は、「横須賀で試合前の練習をしていたけど、本当に“運”というか…。でも1軍では、やはり1球で甘い球を仕留めないと結果は残らない」と気を引き締めていた。