【鈴鹿8耐】レースは残り半分。フル参戦組トップはヨシムラSERT、Team HRCは首位独走/4時間途中経過

　三重県の鈴鹿サーキットで8月6日11時30分にスタートを迎えた『2023 FIM世界耐久選手権（EWC）第3戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会』の決勝レースは4時間が経過し、引き続きTeam HRC with 日本郵便（長島哲太／高橋巧／チャビ・ビエルゲ）がトップを走行中だ。

　2番手以降をラップダウンに陥れる速さを見せるTeam HRCは、チャビ・ビエルゲが79周終了した時点で、スタートライダーを務めた高橋巧へと再びバトンを渡す。続いて2番手のヨシムラSERT Motulもエティエンヌ・マッソンからグレッグ・ブラックへとマシンを託す。

　序盤に転倒を喫したTSRホンダは13番手。そして、マシントラブルで大幅に遅れを取ったYARTヤマハは、好調なペースで順調に追い上げを図っていた。また、上位を走っている最中に緊急ピットインと転倒があったAstemo Honda Dream SI Racingは、12番手あたりまで後退している。

　そして3番手、4番手にはふたり体制で戦っているS-PULSE DREAM RACING-ITECとAutoRace Ube Racing Teamが続いた。3時間が経過した頃にはマルセル・シュロッターと津田拓也による激しい3番手争いが繰り広げられる。津田が襲いかかるも、シュロッターが守り切り3番手を維持。その後方にはSDG Honda Racingと、予選で3番手を獲得したTOHO Racingがつけている。

　NSTクラスはNCXX RACING with RIDERS CLUB、Kawasaki Plaza Racing Team、Team TATARA apriliaがトップ3となっている。早くもレース時間半分を消化し、この後いよいよ中盤戦へと突入していく。4時間経過時点での各マシンの順位は以下のとおりだ。

■2023鈴鹿8時間耐久ロードレース　決勝4時間経過順位（編集部集計）