ジルー&プリシッチが2戦連発! 攻撃陣好調のミラン、トリノを撃破し連勝スタートを飾る

2023年8月27日(日)5時47分 サッカーキング

攻撃陣好調のミランが開幕連勝スタート [写真]=Getty Images

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 セリエA第2節が26日に行われ、ミランとトリノが対戦した。

 2シーズンぶりのスクデットを狙うミランは、21日に行われた開幕戦のボローニャ戦を2−0で制した。ホーム開幕戦となる今節は、第1節カリアリ戦をスコアレスドローで終えていたトリノと激突する。ミランは開幕戦と同様のスターティングメンバー11名が並び、テオ・エルナンデス、ラファエル・レオン、オリヴィエ・ジルーらが連続して先発に名を連ねた。

 試合は立ち上がりからホームチームが攻撃する時間が続くと、33分に均衡が破れる。敵陣でルーズボールを拾ったクリスティアン・プリシッチが前を向いてボールを持ち運ぶと、外側を駆け上がっていたルベン・ロフタス・チークを使う。縦に持ち出したロフタス・チークがボックス右から中央へ折り返すと、ニアサイドでジルーが潰れ、最後はプリシッチが流し込んだ。ミランが先手を取っている。

 直後のプレーではトリノも反撃へ。36分、セットプレーのこぼれ球を拾って2次攻撃を続けると、左からのクロスボールが跳ね返されたところにサムエレ・リッチが反応。ボレーシュートはジャストミートしなかったものの、ペナルティエリア内で待っていたペール・スフールスがこのボールをダイレクトで叩き込み、トリノが試合を振り出しに戻した。

 だが、ミランは直後の40分、ジルーがペナルティエリア内でフリックしたボールが相手のハンドを誘い、PKを獲得する。このPKをジルー自らゴール右隅に叩き込み、ミランが勝ち越しに成功した。続く前半アディショナルタイムにはR・レオンからのスルーパスに反応したテオ・エルナンデスがループシュートを沈め、ミランが2点をリードしてハーフタイムに突入した。

 後半に入ってもミランの勢いは止まらず、タイアニ・ラインデルスやロフタス・チークがゴールに迫る場面を作る。61分には自陣でのボール奪取からカウンターを発動。ラインデルスの放ったスルーパスにR・レオンが反応。ペナルティエリア左深い位置に侵入してマイナスに折り返すと、走り込んできたラインデルスがダイレクトで合わせたが、シュートはわずかに枠を外れた。

 だが、R・レオンが突破したシーンでスフールスに足を踏まれており、オンフィールレビュー(OFR)によってこの日2度目のPKが与えられる。先ほどと同様にキッカーを務めたジルーは、今度はゴール左にシュートを沈め、ミランが3点をリードした。

 試合はこのままタイムアップ。プリシッチ、ジルーが2試合連続ゴールを挙げるなど攻撃陣が好調のミランがホームゲームで圧巻のゴールラッシュを披露し、セリエAで連勝スタートを切った。一方のトリノは初黒星を喫している。

 次節、ミランは9月1日に敵地でローマと対戦する。一方、トリノは同3日にジェノアをホームに迎える。

【スコア】
ミラン 4−1 トリノ

【得点者】
1−0 33分 クリスティアン・プリシッチ(ミラン)
1−1 36分 ペール・スフールス(トリノ)
2−1 43分 オリヴィエ・ジルー(PK/ミラン)
3−1 45+2分 テオ・エルナンデス(ミラン)
4−1 65分 オリヴィエ・ジルー(PK/ミラン)

サッカーキング

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