【阪神】いよいよ勝負の9月 奮起が期待される「若虎の名前」

2023年9月1日(金)17時30分 ココカラネクスト

森下は今季ここまで6ホーマーを放っている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 首位の阪神は9月1日から敵地、神宮でヤクルトと3連戦を戦う。

 8月最後はまさかの3連敗締めでマジックも消滅、2位の広島に5・5ゲーム差に迫られる中、目指す「アレ」への道が注目されている。

【動画】8月25日の巨人戦、森下が戸郷から先制2ランを放った場面

 先陣を切るのは、3連戦初戦に先発する村上頌樹。ここまで8勝5敗、リーグトップの防御率1・89を誇る右腕に連敗ストッパーの期待がかかる。今季神宮では2戦2勝と相性の良さも示している。今季プロ3年目、新人王資格も保有していることで、シーズン終盤にかけてのタイトル争いも注目となりそうだ。

 打線ではドラフト1位ルーキーの森下翔太にとっても踏ん張りどころとなりそうだ。一時はクリーンアップを務めた強心臓ルーキーも直近は13打席連続無安打と当たりが止まっている。フルスイングが持ち味の大砲候補の豪快な一発が飛び出すとチームも勢いづくとあって、巻き返しが期待されている。

 同じく右の大砲候補、一発もある小野寺暖も楽しみな存在となる。8月13日のヤクルト戦(京セラ)では3回に逆転の2点適時打を放つなど、チームの10連勝に貢献。要所で見せる勝負強さは岡田彰布監督にも買われている。

 さらに投手陣では1日に再昇格した中継ぎ右腕の浜地真澄にも注目だ。昨年は47回3分の1を投げ、1勝3敗、6ホールド、防御率1・14と抜群の存在感を示した右腕も今季はここまで28試合に登板し3勝1敗、6ホールド、防御率5・84とやや不安定なシーズンとなっている。

 8月好調だった加治屋蓮に代わって、チームが誇る鉄壁の救援陣の一角として存在感を示せるか。ポストシーズンを見据えても注目の起用となりそうだ。

 いずれにせよ、泣いても笑っても残り26試合。開幕から快進撃を続けてきたチームにとっても集大成となる。大団円を迎えるためにはもうひと踏ん張り、各ナインの奮起に期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「HARA」をもっと詳しく

タグ

「HARA」のニュース

「HARA」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ