【巨人】秋広優人が今季初昇格!外野の「チャレンジ枠」をものにできるか、ロマン砲の「生きる道」
2025年5月3日(土)12時17分 ココカラネクスト

秋広は今季初昇格となった(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
3日の公示で巨人のロマン砲、秋広優人が今季初めて1軍昇格となった。プロ5年目の今季は開幕1軍入りを逃がし、ファームで調整を進めていた。
ただイースタン・リーグでも打率.157、2本塁打、5打点と満足のいく成績は残せていない。
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それでも昇格となったのは外野手不足にもある。開幕構想だった、丸佳浩、エリエ・ヘルナンデスを欠き、若林楽人、トレイ・キャベッジが奮闘する中で、本来ならばイキのいい若手が存在感を示してほしい時期でもあった。
しかし佐々木俊輔は打率.091で再度ファーム落ち、萩尾匡也も打率.167、岡田悠希も打率.143と存在感を示せておらず、いずれも決め手に欠く現状がある。
いわば外野の「チャレンジ枠」を誰もがモノにできていないとあって、背番号「55」にお呼びがかかったという事情も見え隠れする。
その秋広は今春のキャンプでは異例の2打席連続ホームランも大きく話題を集めた。恵まれた体格からなる豪快な打撃に期待が集まるところだろう。
23年シーズンは121試合に出場、10本塁打、打率.273、41打点とブレイク。勢いのままにレギュラー定着が期待されるも昨季は26試合に出場、打率.261、0本塁打と苦しんだ。
オフにはウインターリーグで武者修行も行うなど勝負の5年目に臨んでいる。
くしくもチームは4連勝中、いい波に乗れるか。GWの合流も吉兆、ファンを喜ばせる快音を期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]