井上中日 注目のベテラン巻き返し 31歳内野手の「.368」にX期待 「完全にお目覚めか」

2025年4月24日(木)11時30分 ココカラネクスト

高橋は3安打の猛打賞となった(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 中日は23日の巨人戦(東京ドーム)に0−2の完封負けを喫した。

 相手先発、ここまで防御率0・00を誇る山崎伊織相手に5回で103球を投げさせるなど、とにかく粘り強く打席に立ったが、得点に結び付けられず。4回一死満塁の場面では捕手の木下拓哉にセーフティスクイズを命じるなど、ベンチも動いたが、0点に終わった。

【動画】ミスを取り返すダイビングキャッチ!高橋周平が好守を見せたシーン

 敗戦の中でも打撃で存在感を示したのは「3番・三塁」で先発した高橋周平にもあった。

 この試合では4回の第2打席で中安打、その後、右安打、右安打の3打数3安打の猛打賞。打率は「.368」まで浮上している。

 開幕から「4番・三塁」を任された石川昂弥が不振で抹消。4月12日から昇格してきた。元々広角に強い打球を打てることが持ち味。昨年も開幕戦をサードで先発しながら、故障もあり、出場機会を減らした経緯があった。

 打撃で好調さをアピールする一方、この試合では打撃以外の面でほころびも指摘された。

 0−0の4回一死一、二塁の好機。板山佑太郎が遊撃を越える打球を放ったが、二走の高橋はスタートも遅れ、三塁でストップ。得点のチャンスを生かせなかった。

 さらに守備では初回に吉川尚輝の打球をエラーとするも、続く、岡本和真の三塁線への鋭い当たりをダイビングキャッチと打撃面では光を感じさせたものの、走塁、守備面では課題も感じさせた。

 ただ打撃が課題のチームにおいて、高橋が安定したパフォーマンスを果たせれば、得点力につながることは間違いない。背番号3の猛打賞にはX上でもファンの間から「完全にお目覚めか」「サードは任せた」など、ざわつかせている。

 3連勝後に連敗となったチームは25日から本拠地に戻ってヤクルトと3連戦を戦う。仕切り直しの「必勝オーダー」の行方も注視されそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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