福岡、FC東京に競り勝ちリーグ3戦ぶり白星! ルヴァン杯準々決勝へ弾みをつける

2023年9月3日(日)21時0分 サッカーキング

J1第26節でFC東京と福岡が対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

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 3日、明治安田生命J1リーグ第26節FC東京対アビスパ福岡が行われた。

 前節終了時点で10位につけるFC東京は、直近の2試合で1分1敗。前節はヴィッセル神戸を相手に終了間際の失点で勝利を逃しており、今節は3試合ぶりの白星を目指す。一方、同8位の福岡もリーグ戦2連敗中で、こちらも3試合ぶりの勝利を見据えてアウェイの地へと乗り込む。なお、両チームは6日と10日に行われるJリーグYBCルヴァンカップ準々決勝での対戦も決まっており、公式戦3連戦の“第1ラウンド”となった。

 試合は序盤から動きを見せる。2分、福岡が相手を深くまで押し込むと、MF前寛之が左サイドから左足でクロスを供給。このボールにFW佐藤凌我がワンタッチで合わせ、福岡が先制点を挙げる。

 勢いづいた福岡は11分、敵陣深く左サイドのスローインからMF紺野和也がペナルティエリア深くまで進入し、マイナス方向へ折り返しのクロス。これを中央で待っていたFW山岸祐也が左足をダイレクトで振り抜き、豪快にゴールネットを揺らした。試合は0−2のスコアでハーフタイムを迎える。

 2点を追うホームのFC東京は後半、得点を目指しボールを保持するが、福岡の組織的な守備を崩すことができない。60分にはMF原川力とFWアダイウトンを同時に投入され、直後のセットプレーからシュートを放つものの、スコアが動かない時間が続く。

 このまま試合終了かとも思われた86分、FC東京は左CKを獲得すると、原川が右足で鋭いボールをゴール前へ。これをFW熊田直紀が頭で合わせてゴールネットを揺らした。熊田のJ1初ゴールで、福岡のリードは1点となる。

 後半のアディショナルタイムは6分と試合の行方に注目が集まったが、FC東京の反撃はここまで。結局試合は1−2で終了し、福岡がリーグ戦3試合ぶりの勝利を手にした。

【スコア】
FC東京 1−2 アビスパ福岡

【得点者】
0−1 2分 佐藤凌我(福岡)
0−2 11分 山岸祐也(福岡)
1−2 86分 熊田直紀(FC東京)

サッカーキング

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