DFボヌッチが古巣ユヴェントスを提訴へ 構想外の処遇を巡って損害賠償を請求

2023年9月13日(水)16時35分 サッカーキング

古巣を提訴する見込みのDFボヌッチ [写真]=Getty Images

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 今夏、ウニオン・ベルリンへ移籍したイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが、古巣のユヴェントスを提訴するようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など、複数の海外メディアが報じている。

 ボヌッチはユヴェントスで公式戦500試合以上に出場。8度のセリエA制覇に貢献した。しかし、昨季は出場機会が減少し、リーグ戦での先発はわずかに9試合のみにとどまっていた。

 今季もユヴェントスに残留することを希望していたボヌッチだが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督から戦力外を通達されると、クラブからの処遇が悪化。異なる時間帯でトレーニングを強いられたうえ、コーチングスタッフとの連絡が取れず、最終的にはトレーニング施設にあるジム、プール、レストランへのアクセスが禁じられたという。

 同選手は、ユヴェントスがイタリアサッカー選手協会(AIC)が定めた労働協約に違反して、トレーニングのための適切な条件が与えられなかった結果、職業および評判に損害を被ったと主張し、提訴する決意を固めたようだ。

 なお、ボヌッチが提訴する目的は金銭面での保障ではなく、今後、自身と同じような状況に陥る選手を生み出さないことにあるという。そして、今回の訴訟に勝訴した場合、その金銭はトリノのレジーナ・マルゲリータ病院小児脳神経外科に入院している子どもたちの家族を支援するNGO団体に寄付されるとのことだ。

 

サッカーキング

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