負傷中のカルバハル、ル・ノルマン、ロドリがスペイン代表練習場を訪問…復帰に向け励ましを受ける

2024年10月11日(金)19時52分 サッカーキング

(左から)ロドリ、カルバハル、ル・ノルマン [写真]=Getty Images

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 現在負傷離脱を強いられているDFダニエル・カルバハル(レアル・マドリード)、DFロビン・ル・ノルマン(アトレティコ・マドリード)、MFロドリ(マンチェスター・シティ/イングランド)の3選手が、ラス・ロサス・デ・マドリードにあるスペイン代表のトレーニング施設『シウダー・デル・フットボル』を訪問したようだ。RFEF(スペインサッカー連盟)がその様子を伝えている。

 カルバハルについては、10月のUEFAネーションズリーグ(UNL)を戦うスペイン代表メンバーにも招集を受けていたものの、インターナショナルマッチウィーク前最後の開催となった10月6日のラ・リーガ第6節ビジャレアル戦(○2−0)で右ひざを負傷。検査の結果、右ひざ前十字じん帯と外側側副じん帯、膝窩筋腱の断裂が確認され、長期離脱が決まっていた。

 ル・ノルマンについては、9月29日に行われたラ・リーガ第8節、レアル・マドリードとのマドリード・ダービー(△1−1)の試合終了間際に頭部を強打。試合後には硬膜下血腫を伴う外傷性脳損傷と診断されていた。現在はジムでのトレーニングを再開させているものの、10月シリーズのスペイン代表参加は見合わせていた。

 ロドリについては、22日に行われたプレミアリーグ第5節のアーセナル戦(△2−2)に先発出場したものの、前半途中にコーナーキックのポジション争いの際に右ひざを負傷。右ひざ前十字じん帯の断裂が確認されており、今シーズン中の復帰は絶望的と見られている。

 それぞれ、UEFAネーションズリーグ2022−23やEURO2024では主力として“ラ・ロハ”の優勝に貢献した面々だが、現在は個人として非常に苦しい時間を強いられている。スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、“サポート役”として3名を『シウダー・デル・フットボル』に招待。チームメイトからは励ましの言葉かけられたようだ。

 スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』は、訪問後のカルバハルおよびロドリのコメントを紹介。翌日に手術を控えているというカルバハルは「みんなからの励ましに心が揺さぶられたよ。明日の手術が楽しみになったし、笑顔とともに回復に向けた第一歩を踏み出すことができる。僕たちは大きな家族だ。みんなにまた会えるのを心待ちにしていたし、歓迎は素晴らしいものだったよ」と語った。

 一方で、ロドリに関しては「このような温かい歓迎は、僕らみんな作り上げたチームの結束力を物語っている。何よりも、みんなからの気持ちが強く感じられて誇らしい気分になれた。いつ何が起こるかわからないのがサッカーであり、人生なんだ。僕は常に何事にも前向きに取り組み、ポジティブに捉え、より強くなって戻ってくるという哲学を持ってきた。だから今後のことにも前向きさ」と話し、復帰に向けてポジティブな気持ちを抱いていることを明かした。

 スペイン代表は10月のインターナショナルマッチウィークで、UNLの2試合を戦う予定。12日にムルシアにてデンマーク代表と、15日にコルドバにてセルビア代表と対戦する。 


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