「バカげた記録を加えた」大谷翔平の”圧巻13K”に米老舗誌も脱帽!快挙も達成「5回以下13奪三振は1901年以降で4人目だ」【プレーバック2023】

2023年10月13日(金)18時38分 ココカラネクスト

大谷は15個のアウトのうち13個を三振で奪った(C)Getty Images

 投手として10勝5敗、防御率3.14、167奪三振、打者としては打率.304、44本塁打、OPS1.066を記録するなど、驚異的な活躍を見せた大谷翔平。メジャー日本人初となる本塁打王に輝き、2度目となるア・リーグMVP受賞の期待が高まっている二刀流は、怪我で戦線離脱という無念の結末でシーズンを終えた一方、ファンの記憶に残る大きなインパクトを残した。ここでは日本の至宝が今シーズンに見せた印象的なパフォーマンス、出来事を『CoCoKARAnext』のヒット記事で振り返る。今回は、大谷が「バカげた記録を加えた」と称えられた、5月のカージナルス戦をプレーバックする。記事初掲載:2023年5月4日

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 5月最初の登板もド派手な内容となった。

 エンゼルスの大谷翔平は現地時間5月3日(日本時間4日)、敵地で行われたカージナルス戦に先発登板し、5回97球を投げ2本塁打を打たれるなど4失点、勝敗は付かなかったが13個の三振を奪う投球を繰り広げた。

【動画】「バカげた記録だ」米老舗誌も驚愕した大谷翔平の圧巻13奪三振ショーの映像

 この日も大きな変化幅のスライダーや、160キロにも届くストレートが決め球となり初回から三振の山を築いた。日本代表でのチームメートであり、この日、トップバッターで起用されたラース・ヌートバーとの対戦では、3度の打席ですべて空振り三振と圧倒。主軸のポール・ゴールドシュミットからもストレートで二つの空振り三振を奪っている。

 大谷は5回を投げ終えマウンドを降りるも、9回にエンゼルスがマイク・トラウトの本塁打などで逆転、6−4で前日に続いての連勝を飾った。そして、メジャーキャリアハイとなる13個を記録した三振ショーを展開した背番号17には、試合終了直後、現地メディアが早速、その投球内容を報じている。

 米スポーツ誌『Sports Illustrated』は試合後、「ショウヘイ・オオタニ、キャリアハイの奪三振数でバカげた記録を加えた」と銘打ったトピックを配信した。

 同メディアは「エンゼルスのスター、ショウヘイ・オオタニは水曜日のカージナルス戦で再び鋭い投球を披露した。わずか5イニングで、セントルイスの打者から13個の三振を奪った。2本のホームランを含む4失点を喫したものの、大谷は15個のアウトのうち、2個を除くすべてのアウトを三振で記録した」とこの試合のピッチングを振り返った。

 さらに米国内の情報を引用する形で、今回の三振記録が偉業であることを以下の様に説明している。

「MLBのサラ・ラングス記者によると、オオタニは歴史的なパフォーマンスで1901年以降、5イニング以下のマウンドで13個以上の三振を記録した4人目の投手となった。ザック・グレインキー(2012年)、アレックス・コブ(2010年)、ジェイコブ・デグロム(2022年)に続くものである」

 また記事では「水曜日の登板は安定したものではなかったが、奪三振は28歳のMLBキャリアを通じて見た中で最高のものだった。彼は今、防御率2・54、39イニングで59個の三振を奪っている」として、この日を終えたトータルの成績も記している。

 ここ2試合で失点の多さが気になるものの、それ以上に速球、変化球の威力が増している感のある大谷。また、この日は3安打を放ち打率3割を超えた。二刀流スターによる投打でのパフォーマンスは、ここからさらに観客を魅了していく。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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