“熱男”松田宣浩がパ・リーグCS第1戦を解説!オリックスの磐石リリーフ陣を高評価「勝ち越せば必ず逃げ切ることができる」

2023年10月19日(木)17時21分 ココカラネクスト

松田氏は紅林の出来を評価した(C)CoCoKARAnext

 10月18日、クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第1戦が行われ、オリックスがロッテに8−5で勝利し、アドバンテージを含む2勝目を挙げた。

 オリックスの先発マウンドにはエース・山本由伸が上がったが、初回にロッテ打線に捕まり、いきなり3点を献上した。絶対的エースがまさかの5失点を喫する苦しい展開となったが、4回に紅林弘太郎と宗佑磨の連続適時打で同点に追いつくと、6回には紅林の適時打で勝ち越しに成功。乱打戦となったがそのままオリックスが逃げ切った。

 ソフトバンクと巨人で通算1832安打、301本塁打の活躍を見せ、今季限りで現役を引退を発表した松田宣浩氏が取材に応じ、CS第1戦を解説した。

 松田氏はオリックスの勝因について「山本投手は5点取られましたけど、粘り強く投げていましたし、オリックスは後ろの投手がいいので、勝ち越せば必ず逃げ切ることができる。最後の平野投手までしっかりつないで勝つことができたと思います」と話し、絶対的エースの山本は5失点を喫したものの、8回の山﨑颯一郎、9回の平野佳寿がロッテ打線を無失点に抑えた点を挙げた。

 また、松田氏は両チームの次戦以降で期待したい選手についても言及。オリックスではこの試合で勝ち越し打を放った紅林の名前を挙げ、「紅林選手は若いですけどショートとして試合に出続けて、ここぞという時に打つというイメージがあります。昨日もしっかり2本打っていますし、つなぎ役とポイントゲッターの両方になることができるという点で紅林選手かなと思います」と大型内野手に期待した。

 一方のロッテについては「荻野選手がファーストステージから良い活躍をして結果を出しているので、今後もカギになると思います」と話し、CSで好調の荻野貴司の名前を挙げた。

 初戦落としたロッテだが、松田氏は「勝っているチームは1日も早く王手にする、負けているチームは王手にさせないことが大事です。ロッテは負けてしまうと王手にさせてしまって厳しくなるので、とにかく今日の試合で勝って結果で示すことが大切だと思います」と話した。ロッテにとっては負けられない戦いが続く。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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