鈴鹿サウンド・オブ・エンジン内で開催のヒストリックF1レース、23台の出場マシンと冠スポンサーが決定

2018年10月29日(月)19時44分 AUTOSPORT web

 モビリティランドは三重県、鈴鹿サーキットで11月17〜18日に開催する『RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2018』内の実施プログラムのひとつで、東アジア初開催となるヒストリックF1レース“マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1 イン ジャパン”の最終エントリーリストと、同レースの冠スポンサーにフュージョンコインが決定したと発表した。


 昨年の鈴鹿サウンド・オブ・エンンジン2017でデモンストレーションランが行なわれたマスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1は、3リッターエンジンを搭載した1966〜1985年までに製造されたF1マシンを用いて、当時さながらのバトルが繰り広げられる人気ヒストリックカーレースだ。


 ヨーロッパを転戦する同シリーズは参戦車両のグラウンドエフェクトの有無や年式などによって4つにクラス分けがなされており、欧州での公式戦では60台前後のエントリーを集めている。


 東アジア初開催となる鈴鹿でのレースには、これまでに20台のマシンが出走すると発表されていたが、今回これに加えて1974年と1976年のチャンピオンマシンである『マクラーレンM23』と、1977年に富士スピードウェイで行われたF1日本グランプリでファステストラップを記録した『ウォルフWR1』、そして唯一のラウダクラス参戦マシンとなる『ティレル012』という3台が追加され出場台数は計23台となった。

1977年の日本グランプリに出場したウォルフWR1


 鈴鹿サーキットのフルコースを使って行われる同レースは17日(土)に予選と10周または最大20分の決勝レース1が、翌18日(日)にレース1と同じフォーマットのレース2が行われる予定だ。


 そんなヒストリックF1レースのタイトルスポンサーに決定したフュージョンコイン(Fusion Coin)は2016年に誕生した同名の仮想通貨を取扱う企業だ。同社は今年のイベントの目玉でもある同ヒストリックレースに加えて、クラシックカーやビンテージカーの魅力を伝える展示イベント“タイムトラベル・パーキング”のイベントタイトルスポンサーもあわせて務めるという。


 この展示イベントには1952年から1977年までに生産された量産車を中心に170台以上の二輪、四輪車が集結し、昔懐かしい名車たちを間近で見学することができる。


■『フュージョンコイン・マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1 イン ジャパン』エントリーリスト(10月29日版)




















































































































































ClassMachineYear
1スチュワートマーチ721G1972
2ラウダティレル0121985
3フィッティパルディローラT3701974
4フィッティパルディロータス761974
5フィッティパルディマーチ7411974
6フィッティパルディマーチ7611976
7フィッティパルディマクラーレンM231976
8フィッティパルディペンスキーPC41976
9フィッティパルディフィッティパルディF5A1976
10フィッティパルディヘスケス308E1977
11フィッティパルディLEC CRP11977
12フィッティパルディウォルフWR11977
13ヘッドロータス781977
14ヘッドロータス79/21978
15ヘッドエンサインMN1791979
16ヘッドシャドーDN91979
17ヘッドブラバムBT491980
18ヘッドマクラーレンM291980
19ヘッドウイリアムズFW07B1980
20ヘッドウイリアムズFW07C1981
21ヘッドロータス91(No.2)1982
22ヘッドロータス91(No.12)1982
23ヘッドマーチ8211982


* スチュワート:ジャッキー・スチュワートクラス(1972年末までに製造されたマシン)
* ラウダ:ニキ・ラウダクラス(1972年以降に製造されたフラットボトムのマシン)
* フィッティパルディ:エマーソン・フィッティパルディクラス(1973年以降に製造されたノングラウンドエフェクトカー)
* ヘッド:パトリック・ヘッドクラス(1973年以降に製造されたグラウンド・エフェクトカー)


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