オフロードモード搭載のVW『パサート・オールトラック』登場。『トゥーラン』特別仕様車も

2018年11月12日(月)12時37分 AUTOSPORT web

 現行で8代目となり、先だってディーゼルモデルのTDIも導入された『フォルクスワーゲン・パサート』に、ラインナップ初のAWDともなる新型モデル『フォルクスワーゲン・パサート オールトラック(Alltrack)』が登場。10月31日から発売が開始されている。


 セダンモデルとワゴンボディの“ヴァリアント”のうち、先代までと同様に優れた積載性や機能性を持ち合わせる『パサート・ヴァリアント』をベースに設定されるオールトラックは、長距離走行に適した最新の2リッターTDIディーゼル(190PS/400Nm)と4輪駆動機構の4MOTIONと6速DSGを組み合わせ、ラフロードにも対応するオールラウンドな走行性能を持ちながら、ディーゼルならではの環境性能と優れた燃費・経済性を兼ね備えたモデルとなっている。


 ベースモデルより車高を30mm持ち上げたエクステリアは、専用バンパーやホイールエクステンション、サイドシルが力強い印象を演出。


 その見た目のみならず、専用のオフロードモードによりラフロード走行に最適な制御が行えることに加え、路面状況に応じた前後トルク配分を行う4MOTIONテクノロジーにより、どのようなロードコンディションにおいてもドライバーに安心感のある安定した走りが提供される。


 この専用オフロードモードでは制動距離をより短くするため、ABSのホイールロック・インターバルが制御されるほか、ラフロードなど低速域における細かなアクセルワークを可能とするためアクセルペダルの反応特性を変更。さらに時速30km/h以下で急な下り坂に差し掛かると、車速が一定になるよう4輪全てでブレーキを自動制御する“ヒルディセントアシスト”などの機能が含まれている。

Dセグメント最大級の伸び伸びとした体躯に、オフロードを想起させるおなじみのアイテムを採用した
専用シートやアルミ調ペダルクラスターを採用し、”Discover Pro”も標準に
ラフロード走行に最適な制御が行える専用のオフロードモードも備わる


 またインテリアは専用シートやアルミ調ペダルクラスターを採用し、『パサート・ヴァリアント』ゆずりの上質な室内空間が広がるほか、渋滞時追従支援システムの”トラフィックアシスト”、駐車支援の”パークアシスト”、液晶デジタルメーターの“アクティブインフォディスプレイ”など先進機能も備えている。


 この『フォルクスワーゲン・パサート オールトラック』には、ベースグレードと豪華装備のアドバンス(Advance)の2グレードが設定され、アドバンスにはオプションで電動パノラマスライディングルーフも用意。ボディカラーは有償色を含む全6色となり、価格は509万9000〜569万9000円となっている。


 また、2018年10月にTDIモデルが追加されたばかりの7人乗りコンパクトミニバン『フォルクスワーゲン・ゴルフ トゥーラン』にも特別仕様車が登場。


 この『フォルクスワーゲン・ゴルフ トゥーランTDIプレミアム』には人気オプションの純正インフォテインメント“Discover Pro”や駐車支援、パワーテールゲートなどを含むテクノロジーパッケージ、さらに初採用のストームグレー・レザーシートや電動パノラマスライディングルーフが標準装備となり、価格は459万9000円の設定。こちらは300台限定で10月30日より発売となっている。

挟み込み防止やゲート下に足をかざして開閉可能なEasy Open機能を持つテールゲート内はゴルフバック横積み搭載が可能な広さ
ディーゼル搭載で豪華装備満載の特別仕様車『フォルクスワーゲン・ゴルフ トゥーランTDIプレミアム』
初採用のストームグレー・レザーシートや電動パノラマスライディングルーフが標準装備に

フォルクスワーゲン カスタマーセンター:0120-993-199 


AUTOSPORT web

「VW」をもっと詳しく

タグ

「VW」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ