モウリーニョ、ダービー敗戦で今季の目標を明言「トップ4入りだ」

2018年11月12日(月)13時4分 サッカーキング

トップ4入りが目標だと語ったモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images

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 マンチェスター・Uを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、優勝争いではなくトップ4争いが目標だと語った。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 プレミアリーグ第12節が11日に行われ、マンチェスター・Uは敵地でマンチェスター・Cと対戦。今季初となった“マンチェスター・ダービー”は、12分にダビド・シルバのゴールでマンチェスター・Cに先制を許すと、後半開始直後にもセルヒオ・アグエロにも追加点を奪われる。58分にアントニー・マルシャルのPK弾で1点を返したものの、86分にイルカイ・ギュンドアンにダメ押し弾を決められ、1−3で敗れた。

 モウリーニョ監督は試合後、「12ポイント差となった。ただ、私はこのチームが大きく改善できていると思う。今日は3点を奪われたが、守備陣のパフォーマンスはポジティブなものだった」と振り返り、次のように続けた。

「ポテンシャルの違いがあることは分かっていた。今シーズンが始まったときから、昨シーズンを2位で終えられたことは我々にとって素晴らしい結果だったと思っている。そして、今シーズンもトップ4入りを目指して戦うこととなる」

 優勝を諦めたのかと聞かれると、「我々はトップ4に入れていない。どうやってタイトルのことについて話すんだ?」と語り、首位マンチェスター・Cと勝ち点「12」差となった現状はトップ4争いが現実的であることを強調した。

「タイトルについて話すときは、上位にいなければならない。だから今は、トップ4に入るために差を詰めていかないといけない。いつの日か我々がトップ4に入ったときには別の話ができるだろう」

 マンチェスター・Uは7日、敵地でユヴェントスと対戦し、残り5分を切ってから2得点を奪って逆転勝利を収めた。一方のマンチェスター・Cは同日、ホームでシャフタールを6−0で下していた。モウリーニョ監督はこれらの試合が、両チームに差を与えた一つの要因だと語った。

「誰もが納得すると思う。最高のチームの一つであるユヴェントスと敵地で94分間も戦うことは、精神的にも身体的にも疲労がある。一方で、ホームでシャフタールを6−0で下すことは、楽しみながらプレーすることができて、とてもリラックスもできる。これらは全く違うものだ。シティがいいチームではないとは言いたくはないが、ただ我々は全く違う状況でこの試合を迎えたんだ」

 また、負傷によりフランス代表MFポール・ポグバが欠場となり、代わってベルギー代表MFマルアン・フェライニがフル出場を果たしたが、この采配も試合に大きく影響を与えたことを明かした。

「フェライニを先発で起用することで一つのプランが崩れてしまった。彼は素晴らしい選手だが、90分間プレーできるコンディションではなかった。いつもは試合終盤にフェライニを投入している。1−2で残り25分となったときに、フレッシュな状態のフェライニを起用することを想像してみてほしい。それが我々にとってどれほど重要かわかるだろう」

 “マンチェスター・ダービー”に敗れたマンチェスター・Uは、リーグ戦5試合ぶりの黒星で8位に後退。次節は24日にホームでクリスタル・パレスと対戦する。

サッカーキング

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