カイセドが語る今夏の移籍と新天地での苦悩…そして“本領発揮”への自信「準備はできている」

2023年12月14日(木)22時7分 サッカーキング

今夏にチェルシーへ加入したカイセド [写真]=Getty Images

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 チェルシーに所属するエクアドル代表MFモイセス・カイセドが、今夏の移籍や新天地での“困難なスタート”について言及した。14日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 現在22歳のカイセドは母国のインデペンディエンテ・デル・バジェでプロデビューを飾ると、2021年冬にブライトンに完全移籍加入。昨シーズンは不動のボランチとして公式戦43試合に出場し、クラブ史上初のヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に大きく貢献した。今夏には複数クラブが獲得に動くなか、チェルシーと1年間の延長オプションが付随した8年契約を締結。移籍金は英国史上最高額の1億1500万ポンド(約207億円)と報じられている。

 一時はリヴァプールとブライトンが移籍金で合意したと報じられながらも、チェルシーへ加入したカイセド。今夏のロンドン行きの決断について「チェルシーとは長期間に渡って話し合っていたんだ。サポートを示してくれていたし、『ノー』と言うのは不可能だったよ。最後の瞬間にリヴァプールから電話があったけど、僕はチェルシーでプレーしたかったし遅すぎたんだ」と明かしている。

 大きな期待と共に青いユニフォームに袖を通したカイセドはここまで公式戦17試合に出場。しかし、マウリシオ・ポチェッティーノ監督率いるチームは不安定な戦いが続いており、プレミアリーグでは現在12位に低迷している。新天地で困難なスタートを切ることとなった22歳は「他のチームもタフなので、勝つのが難しい時もある。自分たちがチェルシーであることは分かっているけど、多くの若手を抱える新しいチームなんだ。個人的にもここへ来て4カ月だし、すべてが新しいことだよ。そろそろだとは思っているけど、時間はかかるだろう」とコメントしつつ、次のように今後への意気込みを示した。

「サッカーには良い時も悪い時もある。だから、こうした瞬間が必ず訪れることも理解しているよ。今は僕にとって難しい時期だし、人々が僕について良くないことを言っているのを家族が読んだり聞いたりして苦しんでいる。難しいけれど、サッカーはこういうものだ。だからこそ、僕は強くなろうとしているし、それに対処する準備もできている。僕はここへ来て4カ月しか経っていないし、プレシーズンも上手くいかなかった。これから自分のクオリティーを発揮し、自分らしさを見せられると確信しているよ」

 チェルシーは週末に控えるプレミアリーグ第17節ではシェフィールド・ユナイテッドと対戦する。

サッカーキング

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