スーパー耐久ST-Xに挑戦するROOKIE RacingがメルセデスAMG GT3をシェイクダウン

2022年12月27日(火)17時4分 AUTOSPORT web

 12月27日、静岡県の富士スピードウェイで行われたS-4のスポーツ走行枠で、スーパーGTやスーパーフォーミュラ、そしてスーパー耐久シリーズと幅広い活動を行っているROOKIE Racingが、2023年のスーパー耐久ST-Xクラスに投入するメルセデスAMG GT3をシェイクダウンさせた。


『モータースポーツを起点とした、もっといいクルマづくり』、『世界で戦えるクルマ屋集団を作る』、『モータースポーツ産業を魅力あるものに再興する』というコンセプトを掲げるROOKIE Racingは、すでに11月26日に2023年のスーパー耐久参戦体制を発表しているが、アジアでのモータースポーツをともに盛り上げる、そして『勝つ』ために、コンペティションのなかに真剣に身を置くことを目的とし、新たにST-Xクラスにも挑戦する。


 中国で自動車メーカーのディーラーを展開する中升集団(ゾンセングループ)をパートナーとして挑む2023年は蒲生尚弥、平良響、そして監督を兼務する片岡龍也のドライブが決定しているが、そんなスーパー耐久参戦のための武器であるメルセデスAMG GT3がこの日、富士スピードウェイでシェイクダウンされた。


 ステアリングを握ったのはメルセデスを良く知る蒲生尚弥で、ROOKIE Racingのうち主にスーパーGTやスーパーフォーミュラを担当していたクルーがメンテナンスを担当する様子が見られた。シェイクダウンながら走行は快調で、2本のスポーツ走行枠を無事に終えている。

ROOKIE Racingがスーパー耐久ST-Xに向けてシェイクダウンさせたメルセデスAMG GT3
ROOKIE Racingがスーパー耐久ST-Xに向けてシェイクダウンさせたメルセデスAMG GT3

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