「最も暴力的な地域」から送られた小包の中身とは? 頭蓋骨のオンライン取引が流行か=メキシコ

2023年1月9日(月)14時0分 tocana


 2022年の12月30日、メキシコ中部のケレタロ・インターコンチネンタル空港で空港職員が税関を通過する荷物を検査した際、驚くべき中身の小包を発見した。


 荷物自体は何の変哲も亡い宅急便の段ボール箱だったのだが、X線検査で判明した中身はなんと銀紙に包まれた4つの人間の頭蓋骨だったのである。


 国家警備隊の声明によれば、この荷物はメキシコで最も暴力的な地域の一つである西海岸のミチョアカン州から送られたものだという。また米「ニューヨーク・ポスト」紙によると、荷物はサウスカロライナ州マニングの住所へ届けられる予定だったそう。


 今のところ当局からはこの遺体に関する追加情報は出てきておらず、遺体の年齢や身元を含む特定情報も確認されていないとのこと。頭蓋骨を送った可能性のある動機についての情報も発表されていない。もし遺骨を郵便で送る場合、送り主が管轄の保健機関から特別な許可を得なければならないという。しかし今回のケースでは許可がおりていないため、何らかの事件性が考えられるとのこと。


 ちなみに遺骨を宅急便等で送ることはアメリカやメキシコでは違法ではないという。そのため、現在FacebookやInstagramなどのプラットフォームを利用し、さまざまな年代の人々の遺骨がオンラインで取引されてしまっているという。遺骨の取引や加工の法整備についても各国で問題視されているようだ。


参考:「Daily Star」ほか


【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】



tocana

「頭蓋骨」をもっと詳しく

タグ

「頭蓋骨」のニュース

「頭蓋骨」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ