火星のUFO、頭蓋骨、ヒューマノイド画像は地球外生命体の証拠か? 政府が真実を隠蔽していると主張する論文が発表される

2023年9月6日(水)20時0分 tocana

 地球外生命体がいる惑星として最も注目されている火星。かつて火星には水と緑が豊富にあったという説などもあるが、UFO(※1)学界隈には火星に“知的”生命体がいたという説が根強くある。


 トカナでもたびたび紹介してきたように、NASA(アメリカ航空宇宙局)が撮影した火星画像には奇妙なものが写り込んでいることがしばしばある。だが、それが本来そこに存在しないにもかかわらず積極的に“誤解”する「パレイドリア」と呼ばれる心理現象による錯覚なのか、実際に“場違いな”ものがあるのかは判然としない。


 そうしたなか、この度、ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの天体物理学者ルドルフ・シルトらが、火星の画像に写っている地球外知的生命体の証拠を政府が認めていないと主張する論文を発表した。


 論文「Mars: Humanoids, Bodies, Bones, Skulls, UFOs, UAPs, Spacecraft Wreckage」の要旨は以下だ。


「何千年もの間、地球外生命体や『スカイボート』が地球を訪れたという報告がインド、エジプト、ギリシャの古文書に記されている。第二次世界大戦中、”連合国”と “敵国”のパイロットは、”フー・ファイター”と呼ばれる地球外生命体に悩まされ、戦争初期には5機のUFOがロサンゼルス上空に現れ、攻撃を受けなかった。2023年、アメリカ議会は、軍用パイロットが何度もUFOやUAPに遭遇し、政府機関が地球外宇宙船の残骸や遺体を入手したという証言を聞いた。本レポートでは、NASAの火星公式写真の中から、地球外宇宙船の残骸や残骸と思われるもの、部分的に埋もれた骨、『クッション』の上に引き伸ばされた『ヒューマノイド』の体、『ヒューマノイド』の頭部を紹介する、 『顔』の前面に金属製の装置をつけている可能性のある『ヒューマノイド』の頭部、クレーター状の瓦礫原に隣接するもの、盛り上がった細長い墳丘の上にあるものを含む2つの『ヒューマノイド』の頭蓋骨、火星の空で撮影されたUAP/UFO、地上にある銀色の円盤状の構造物。私たちは、政府機関が地球外生命体の証拠を認めようとしないのは、それがUAPであれ火星の菌類であれ、宗教的権威や政府権威が問われ、損なわれることを恐れているからではないか、と仮説を立てている。」


 取り上げられている火星画像はどれも興味深いものの、トカナ読者にはあまり驚きはないかもしれない。同論文にはローン・ガブリエル・ジョセフという非常に怪しい自称科学者も名を連ねているが、一部のUFOコミュニティでしか話題にならなかった「変なものが写っている火星画像」がこうして論文化されたことには素直に喜んでおきたい。


 今後さらに精密な検証が行われ、科学界がこうしたテーマを真剣に取り扱う日が来ることをUFOファンの一人として願うばかりだ。


(※1) UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。


参考:「Mars: Humanoids, Bodies, Bones, Skulls, UFOs, UAPs, Spacecraft Wreckage」

tocana

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