つらい冬の冷え「ゴキブリのポーズ」で血流UP!朝の白湯で自律神経を整え血行促進。ほうじ茶やしょうが湯も

2025年1月23日(木)11時0分 婦人公論.jp


イラスト:小林マキ

手足の先が冷える末端冷え症。痛みやしびれを感じたり、夜眠れないなど、日常生活に支障をきたすことも。専門家に解消法を聞きました(イラスト/小林マキ 取材・文・構成/岩田正恵《インパクト》 デザイン/米山和子《プッシュ》)

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体を内と外から温めてつらい冷えとさようなら


⚫︎ふくらはぎの筋肉を鍛えよう

重力の影響で下半身に滞りがちな血液を上半身に戻すサポートをするのが、ふくらはぎの筋肉です。

「ふくらはぎを動かすと、筋肉がポンプのように血管を圧迫したり弛緩させたりして血流を促します」(林先生。以下同)

踏み台の昇降運動、ウォーキングのほか、室内で手軽にできるスクワットもおすすめ。

「スクワットなら、歯みがきやテレビを見ながらできるので、習慣化しやすいはず」

イラストの「いすスクワット」は、10回1セットとして、3セットを目安に毎日行いましょう。


(1)いすの背もたれに両手を添えて立つ。


(2)お尻を後ろに引くイメージで、4秒かけてひざを曲げる。無理のないところまで曲げたら、ゆっくりと戻す

⚫︎手足ばたばたで血流アップ

ストレッチやヨガも、硬くなった筋肉をほぐし、血液循環を促します。

「手足の末端にたまった血液を心臓に戻す効果が期待できるのが、ヨガの『ゴキブリのポーズ』です。床にあお向けに寝て両手両足を天井に向けて上げ、1分間を目標にばたばたと動かします。きついと感じる場合は、10秒ずつなど小分けにして行ってもよいでしょう」


ゴキブリのポーズ

⚫︎血行を促すツボを刺激する

ツボ押しも血行促進に有効です。

「冷えに効くツボを、息を吐きながら3〜5秒間、押します。強すぎると炎症を起こす危険性があるので、イタ気持ちいい程度の力で押しましょう」

ツボを温めるのもおすすめ。

「ドライヤーを使う場合は、10〜15センチ離したところから、弱モードの温風を当てます。カイロを貼るのも効果的です」


血行を促す足ツボ

⚫︎ポカポカ体質へと導く栄養素と食べ物

日ごろから血流や代謝を促進する食材を摂るよう心がけましょう。

「表にある食材やしょうが、ねぎ、にんにく、ごぼうといったポカポカ食材を、みそ汁や鍋といった温める調理法で摂ると、あったか効果がアップします」

飲み物は、常温またはホットで。「朝の白湯は、自律神経を整え血行を促してくれます。日常的に飲むなら、ほうじ茶やしょうが湯を選ぶとよいでしょう」

【体を温めるほかほかアイテム】

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レンジでゆたぽん ¥877(編集部調べ)/白元アース

電子レンジでチンするだけで心地よい温かさになる、ジェルタイプの湯たんぽ。温かさは約7時間持続。ふわふわ素材の洗えるカバー付き。本体約18×25cm。2倍の大きさのLサイズもある。

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山野草醗酵酵素 若榴da檸檬 500mL ¥6,100/言歩木

ザクロや国産青レモン、山ブドウなど61種類の植物を発酵・熟成させた酵素ドリンク。ポリフェノールや乳酸菌・酵母菌を豊富に含み、全身の血行を改善し冷えを和らげる。

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足の冷えない不思議なレッグウォーマー ひざ下丈 グレー ¥1,980(編集部調べ)/小林製薬

ゆったりとした二重編みにより、生地の間の空気層が冷気をカットして熱を包み込み、温かさが持続。厚手のくつ下やスウェットの上にも重ね履きできる。

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※記事内の商品価格はすべて税込です

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