航空機から撮影された「UFO動画」が公開される! “フェニックスの光”に似た奇妙な4つの発光体

2023年1月29日(日)17時0分 tocana


 飛行中の航空機から謎の発光体が目撃されたとの情報が舞い込んできた。一体この飛行物体は何なのだろうか?


 目撃者は、デルタ航空でネバダ州〜アリゾナ州の上空約1万2500mを飛行中だった。窓から外をのぞくと、発光体が飛行機に並走しているのが見えたという。その明るさは時折増減し、不思議に思った目撃者は、スマートフォンを取り出し、画像と動画を撮影した。



 それぞれ独立した4つ発光体の集合のように見える。非常に明るく、太陽光の反射というよりは、それそのものが光っているように思われる。発光型バルーンというのもおかしな話だろう。やはりUFO※なのだろうか?


※ UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。最初のUFO目撃談とされる1947年の「ケネス・アーノルド事件」で、実業家のケネス・アーノルドが目撃した飛行物体について「水の上を滑る円盤のように」動いていたと描写したことから、宇宙人の乗り物を「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と言うこともある。


 これについて、アマチュアUFO研究家のスコット・ウェアリング氏は、「機内の音は聞こえますが、このUFOには音がないようです。私はこれらのUFOと1997年3月に何千人もの人が見た歴史的なフェニックス・ライトの間に大きな類似性を見ています。間違いなく、同じタイプのUFOです」と、コメントしている。


「フェニックスの光」または「フェニックス・ライト」と呼ばれるUFO目撃事件が起こったのは、1997年3月13日午後8時頃のこと。アリゾナ州フェニックス市内上空を西から東に向かって移動する奇妙な光が数百人に目撃され、その光は1.6kmにわたってV字型に広がっていたという。最近では米俳優カート・ラッセル氏もフェニックスの光を目撃したと証言している。


 その後、目撃された光は「軍事用の照明弾の明かり」だと軍部が発表、事態は収束に向かった。UFO研究家のスコット・ブランド氏なども、「V字フォメーションをとった5機の航空機が射出した照明弾」としている。しかし、映像解析の専門家からは、「照明弾とは異なるもの」だという反対意見も出ており、また、当時のアリゾナ州知事ファイフ・サイミントン氏は「(照明弾説は)軍部の完全なでっちあげ」だと最近証言している。


・アリゾナの「V字型UFO事件」について元州知事が衝撃発言!「軍の公式発表はデタラメ」「説明不可能なものだった」


 今回、航空機はちょうどアリゾナ州上空にいたということからも、フェニックスの光との類似性は指摘できそうだ。しかし、これらが一体なんなのか、その真相に迫るのは容易ではない。サイミントン氏も州知事在職時に徹底的にフェニックスの光について調べたそうだが、重要な情報は全て米国防総省が掴んでおり、近寄ることができなかったという。


 ただ米議会ではUFO情報の開示を促す圧力が高まっていることもあり、過去の有名UFO事件の真相が少しずつ表に出てくることに期待したいところだ。

tocana

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