なんで!? 教習所に通うことになるも、男尊女卑の父親が「やっぱりやめた方かいい」 前日にひっくり返された女性の悲しい記憶

2025年2月10日(月)22時57分 キャリコネニュース

画像はイメージ


昔は父親が一家の大黒柱として絶対的な家庭が多く、理不尽な思いをした人もいるだろう。投稿を寄せた60代女性は、高校生の頃の体験を明かした。


「私の父は男尊女卑の考え方が強く、親に逆らうことは絶対に許さないというタイプでした。妹が産まれてからは、お姉ちゃんなんだから我慢しろと、事あるごとに言われて育ちました」


そんな父親には「土壇場でひっくり返す癖」があった。(文:湊真智人)


「私の身長が143cmと低いことが気になったのか」



車の免許を取りたかった女性は父親に相談したところ、意外にも軽い返事が返ってきた。


「父はふたつ返事で『おお頑張れ』と言ってくれて、うれしくてやる気もアップしてきました」


ちょうど友達も取得を考えていたようで、「ドキドキしながら」一緒に教習所に申し込み用紙をもらいに行った。しかし用紙を提出しに行く前日、父親から急にストップがかかった。


「いよいよ明日申し込みに行く事を父に伝えた時、『うーんちょっと車に座ってみろ』と言われ運転席に座ってみました。すると私の身長が143cmと低いことが気になったのか、『やっぱりやめた方かいい』と言ってきたので、『え〜っ』お金の事もあり何も言えずただただショックでした」


運転免許の取得に身長制限はなく、低身長でもシートの調整をすれば運転は可能だ。しかし費用を出してもらう以上、決定権は父親にあったようだ。


翌日そのことを友達に伝えた。自分のせいではないとは言え、ドタキャンすることになり辛かったという。この時ばかりは父親に文句を言わずにはいられなかったようだ。


「夜、父に、『ダメなら相談した時に言ってほしかった』と伝えましたが伝わりませんでした」


免許は自力で取得も「あの時のショックはいまだに忘れられません」


それから6年後、仕事してお金を貯めた女性は自力で免許証を手にした。するとすんなりと車を買ってくれた父親に、「何か感じてるのか」と思ったようだ。もしかしたら罪悪感があったのかもしれない。


その一方で、「あの時のショックはいまだに忘れられません」とも語っている。二度と同じ思いをしたくないだろう。


「土壇場でひっくり返す癖は今たまにありますが、最近はしっかりと伝え(直前で)ひっくり返すなとしっかり釘をさしています」


現在は父親に意見できる関係になったようだ。

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