【勝手に出かける認知症の父】送ると約束した「OB会」に1人で出発。爆発した私は「張り紙」をすることに…老々介護の父と娘【第56話まんが】
2025年3月5日(水)11時0分 婦人公論.jp
95歳、男やもめの頑固な父を、67歳の一人娘が介護する…笑って泣ける介護連載『オーマイ・ダッド! 父がだんだん壊れていく』が好評につき単行本化。この物語を原作に、主人公たちの若い頃まで遡り、家族の物語をとんがりめがねさんの漫画でお届けします。
* * * * * * *
1話から読む
父が楽しみにしている月一の「OB会」
前話からの続き。
単調な日々のなか、父の一番の楽しみは、月に一度行われる会社の「OB会」である。
毎月、カレンダーに丸印をつけて心待ちにしているのだ。ちなみに父はメンバーで最年長である。
↓↓↓あれ?いないの?
勝手に行ったんだわ!
1か月に一度のお楽しみの日に怒鳴られるのも怒鳴るのもイヤだけど、私は心配させられた気持ちが、つい爆発してしまった。
↓↓↓どうして勝手に出かけちゃうのよ!
約束を忘れていた父
現在のところ、メモの効果はてきめん。
以前と比べると、父の症状に合わせて、どう対処すべきか考えられるようになった気がして、手応えを感じている。
私が適切に対処することで、父とのコミュニケーションがもっと取りやすくなればいいなと思っている。
第57話へ続く。
原作はこちら
関連記事(外部サイト)
- 介護疲れで体調を崩す娘に、健康自慢をする96歳の認知症の父。今の楽しみは施設からスーパーに行って焼き芋を買うこと
- コロナから復活した96歳認知症の父。電話攻撃に辟易していると、父は「久美子多忙 TELしないこと」とメモしていた
- 【認知症の父、スマートスピーカーに反応!】「石川さゆりは何歳か?」と質問すれば私より先に答えてくれる父の相棒…老々介護の父と娘【第45話まんが】
- 【認知症の父は起こした事故の記憶がない】これで父の運転も最後か…しんみりも束の間、車を買うと言い出して…老々介護の父と娘【第35話まんが】
- 【食べ方を忘れた父】食事を工夫し、完食したら褒めるを繰り返したら「子どもじゃない。俺はお前の親だ!」と憤慨。先が見えない介護が辛い…老々介護の父と娘【第49話まんが】