【実食レポ】レンジ&放置で作れる簡単パスタ、永谷園「パキット」を実食! タイパは最高、その味は……
2025年3月25日(火)11時5分 マイナビニュース
目の前に迫る春の新生活シーズン。新たな出会いや展開に胸を躍らせている人も多いことだろう。
同時に、この時期は何かと用意することも多く、ついバタバタしてしまいがち。そんな慌ただしい時期はつい自炊もおろそかになってしまうが、そんな折になんとも心強い味方を発見! それが永谷園の「パキット」である。
パスタの麺と160mlの水さえ用意すれば、あとはレンジが勝手に調理してくれるという優れモノである。ということで今回は、そんなタイパに優れたレトルトグルメを徹底レポート!
○■レンジ&放置で作れる簡単時短パスタ「パキット」を実食
「普通のレトルトのパスタでいいじゃん!」という声が聞こえてきそうだけど……いや〜、それすら面倒なときって、ありません……?
お恥ずかしながら、「大量の水を沸かして、パスタを茹でて、レトルトのパスタソースも湯煎して……」ってやっていると、意外に時間がかかるんだよな〜。洗い物も出るし、ガス代もかかるし、水も無駄にしちゃってる気がするし。ホント、モノグサですみません。
だけど永谷園の「パキット」なら、袋のなかにパスタの麺と160mlの水を入れてレンチンするだけでOK。わずかな手間と時間で、あっという間にパスタが完成するってワケだ。
本当に簡単なので、さっそく作ってみよう。
まずは試しに、王道の「ボロネーゼ」からスタート。切り口から袋を開けて……
中はこんな感じで、少量のソースが入っているだけ。味がかなり凝縮しているってことなのだろう。ここに……
160ccの水を注いで……
1.6mmのパスタ100gを……
パキッとへし折る!
半分に折ったパスタを袋に入れて……
チャックを閉めて、簡単にもみもみして馴染ませる。
あとはこれをレンジに入れてチンすればすべての調理工程が終了。ボロネーゼの場合は600Wのレンジで6分30秒加熱し、加熱後はそのまま6分30秒蒸らせば完成だ。
おお〜、いい香り!
蒸らし終わったら30回ほどかき混ぜ、ソースとパスタを馴染ませることも重要。仕上がりが汁っぽくなってしまわないよう、しっかりと混ぜてソースを乳化させるべし。
ちゃんと混ざったらお皿に移して……
はい、出来上がり! うわっ、マジで簡単なんですけど。洗い物もないし、15分もかからずすべての工程を終えることができた。肝心の味はというと……
うっ……ウマい……!! ちゃんと美味しいボロネーゼパスタになってる……!
パスタはいい感じのアルデンテで、ほんのりと芯が残っていてめちゃくちゃウマい! そしてこのボロネーゼソースね。ぶっちゃけ、最初は「水っぽくなるんじゃないか」「こんなアバウトな作り方で本当に大丈夫か」と心配だったのだが、ガチで杞憂に終わった。ソースの粘度はボロネーゼらしくトロみがかっており、ちゃんとパスタに絡みついている。肉の旨味とフレッシュなトマトの酸味も効いていて、マジで「ちゃんとウマいレトルトのパスタ」という仕上がりになっている。
○■「パキット」を全種類レビュー!
せっかくなので、他のソースの味わいの方もお伝えさせていただこう。
まずは「ペペロンチーノ」。パスタとしてはかなりベターで、材料も少ないお手軽メニューだが、こちらの味はというと……
めっちゃウマい! オリーブオイルと香ばしいガーリックの風味が食欲をそそり、唐辛子の辛さもいい感じにピリッと効いている。何より味付けがスゴくいい。ペペロンチーノはシンプルな料理なので、味の差別化も難しい気がしたが、これはかなり“旨み”が効いている。ベーコンの旨みだけでなく、どうやら魚介系の出汁なども使っているようだ。もちろん食感はアルデンテ。これ、相当ウマい!
続いて「ジェノベーゼ」。バジルの爽やかでエレガントな香りが特徴的な大人味のパスタに仕上がっている。
バジルだけでなく、チーズの旨みもかなり強めに設定されているようだ。パッケージ裏の表記によると、ゴーダチーズの風味をベースに、パルミジャーノ・レッジャーノやペコリーノ・ロマーノもブレンドしているらしい。この芳醇なチーズの濃厚な味わいとバジルのフレッシュなマリアージュ。白ワインなんかに合わせたくなる味わいかも!
日本のパスタの王道、「たらこ」。
こういう「ソースが液状じゃない系」のパスタでも、レンジだけでしっかり仕上がるのが本当に不思議だ……。たらこは高級食材のはずだが、パキットでは惜しげなく贅沢に使われており、満足感が非常に高い。バターのコクもしっかり効いていて、ほんのり高級感すらある。刻み海苔を散らしたり、少しだけレモン汁を振りかけたりして、味のアレンジを楽しんでみるのもよさそうだ。
海鮮系パスタ、「ボンゴレビアンコ」。
これはビックリするほど美味しかった……。もしかしたら、全6種類のなかで一番美味しかったかも。バター香るスープはアサリの旨味がぎゅ〜っと濃縮していて旨味たっぷり。ニンニクの風味と唐辛子のピリ辛感もちょうどよし。ガチでかなり濃厚な味わいで、これでリゾットとかにしても美味しいだろうな〜、と想像力が掻き立てられる味わい&完成度だった。絶対リピートしたい……!
ラストは大人から子どもまで、みんなが大好き「カルボナーラ」。
こちらは濃厚なチーズのコクが特徴的で、よくあるレトルトのクリーム系カルボナーラと違い、かなりの本格派。チーズはブルーチーズ、カマンベールチーズ、パルメザンチーズの3種類を使用しているようで、その複雑な味わいがオーセンティックなカルボナーラのウマさをきちんと表現しているように思う。ソースにはベーコンのスモーキーな旨みもしっかりと乗り移っていて美味い!
どれもかなりウマいのでランキングなどは付けたくないのだが、強いて言えばボンゴレ、ペペロンチーノのクオリティが特に際立って高かったように思える。次がボロネーゼとカルボナーラかな〜。う〜ん。でも、こればかりは好みなので、ぜひ自分の舌で試してみてほしい。
とにかく超簡単で、しかもウマい! そんなパキットは、慌ただしい新生活の心強い味方になってくれるハズだ。