レンデルシャムの森事件で「6機のUFOが着陸」、1機は回収された!?元警察官が示す新証拠とは

2025年3月26日(水)22時30分 tocana


 イギリス・サフォーク州にあるレンデルシャムの森——。1980年12月、この地で発生した不可解な出来事は、いまや「英国のロズウェル事件」としてUFO研究史に刻まれている。空軍基地RAFウッドブリッジとRAFベントウォーターズの近くで、複数の軍関係者が奇妙な光や三角形の飛行物体を目撃したのだ。


 なかでも注目すべき証言のひとつが、「着陸した飛行物体から発せられる謎の光を目撃した」という軍人のものである。事件は米空軍によって公式に記録されているものの、その詳細はいまだに解明されていない。


 そんな中、英国の元刑事ジョン・ハンソンが運営する「グレート・ブリティッシュUFO学習センター(the Great British UFO Learning Centre)」が保有する膨大な資料をもとに、新たなドキュメンタリー映画『The Rendlesham UFO – The British Roswell』が制作された。監督を務めたマーク・クリストファー・リーは、かつて一般に公開されていなかったある“決定的証拠”を発見したという。


着陸地点には「ガラス化した砂」も…?極秘回収作戦の実態

 リーによると、当時この事件を初期から調査していたピーター・パリッシュが描いた詳細なスケッチが存在し、それは基地副司令官のホルト大佐に提出されたものだという。スケッチには「少なくとも6機のUFOが着陸した」と記されており、そのうちの1機は近くに野営していた英領土軍にも目撃されていたとのことだ。


 さらに、着陸地点では「砂がガラス状に変化していた」との証言があり、現場では“銀色のスーツを着た人物たち”が銀色の物体を覆っていたという、まるでSF映画のような描写もあった。


 リーは、着陸後に回収部隊が投入され、森林の木々を伐採して回収ルートを確保。機体はウィンチ付きのヘリコプターで回収され、ウッドブリッジ基地を経由してドイツへ運ばれた可能性を指摘している。


 このような証言や記録から、リーは「これは宇宙人の乗り物ではなく、NATOの一員として英米両政府が共同で進めていた、極秘の兵器開発プログラムの一環だったのではないか」との見解を示している。地元の秘密研究施設オーフォード・ネスで開発された超先進物理学を用いた試作機をテストしていた可能性があるというのだ。


「人々には決して伝えられない」——サッチャーの言葉の意味

 事件当時の英国首相マーガレット・サッチャーが、UFO研究家ジョージナ・ブルーニに対し「UFOなどではない、だが人々には決して話せない」と語ったとされる逸話も、こうした極秘兵器説を裏付けるものとして紹介されている。


 さらに注目すべきは、当時現場にいた軍人たちが後に健康被害を訴え、米軍がその責任を一部認めて障害補償を支給しているという事実だ。未知の物理現象にさらされた結果であるとすれば、その影響は極めて深刻であった可能性も否定できない。


 もしこの説が真実だとしたら、レンデルシャムの森で起きた出来事は「UFO遭遇事件」ではなく、国家機密の軍事実験の“現場”だったのかもしれない——。そう思うと、あの森の静寂が、急に意味深に思えてくるのではないだろうか。


参考:Anomalien.com、ほか

tocana

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