【第94回アカデミー賞】主演男優賞は『ドリームプラン』のウィル・スミス “3度目の正直”で悲願の初受賞!
2022年3月28日(月)12時10分 シネマカフェ
世界最強のテニスプレーヤー姉妹、ビーナス&セリーナ・ウィリアムズ誕生に隠された驚きの実話を描く本作。ウィルは主人公であるリチャードを演じ、テニス未経験ながら、独学で二人の娘を世界チャンピオンに育てあげた破天荒な父親を熱演した。かつて主演男優賞にノミネートされた『ALI アリ』『幸せのちから』も実話がベースになっており、今回も実在の人物を演じたウィルが、ついに“ドリーム”をつかむ結果となった。
同賞にはウィルをはじめ、ハビエル・バルデム(『愛すべき夫妻の秘密』)、ベネディクト・カンバーバッチ(『パワー・オブ・ザ・ドッグ』)、アンドリュー・ガーフィールド(『tick, tick...BOOM! チック、チック…ブーン!』)、デンゼル・ワシントン(『マクベス』)がノミネート。前哨戦となる英国アカデミー賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、SAGアワード(全米映画俳優組合賞)などで勝利を重ねたスミスが、有終の美を飾った。昨年秋に出版した自叙伝『Will』も注目を浴び、早くも映画化権の争奪戦が巻き起こっている。
ありがとうございます、なんていうことなんでしょう。
リチャード・ウィリアムズというのは、本当に強く、家族のことを想った男です。
私の人生の今の時期、この瞬間ですが、私は圧倒されてます。
この映画を作るにあたって、アーンジャニュー・エリスを守ることになりました。本当に強い方です、さらにデリケートな方です。
さらにヴィーナスとセリーナを演じた二人の女優(サナイヤ・シドニー、デミ・シングルトン)を守らなければなりませんでした。
私はこの人生の中で人々を愛さなくてはなりません、守らなければなりません、そして人々にとって自分は川のような存在にならなければならない。
ヴィーナスとセリーナに感謝を申し上げたい。