90歳のおばあちゃんに贈ったペンダント、隠された“あるもの”が150万再生の反響 「なんて素敵な家族」「本当に特別」【海外】
2025年4月11日(金)7時30分 ねとらぼ
ペンダントを制作中の様子
動画が投稿されたのは、オーダーメイドの婚約指輪や家宝の改造、高級ジュエリーの制作を手掛けるジュエリー職人・Zach EmighさんのYouTubeチャンネル(@zachemighjewelry)。動画では依頼主である孫から90歳のおばあちゃんに贈られたというジュエリーの制作過程と、秘められたエピソードが明かされました。
5人の子どもを育て上げ、家族の中心的存在だったおばあちゃんの90歳バースデーに、家族の存在を感じられるようなジュエリーをオーダーした依頼主。事前に家族の歴史を調べたところ……祖母には19歳のころに出産して数日で亡くなったビクトリアという名前の子どもがいたことが判明します。しかし写真も出生証明も残っておらず、存在を裏付けるのは墓石だけでした。
おばあちゃんから「私が亡くなったとき、誰かがビクトリアのことを覚えていてくれるかしらと……時々思うの」と心の内を明かされた依頼主は、この6人目の子どもの存在もジュエリーに入れるべきだと考えたそうです。
●子どもたちの存在を象徴するペンダントを制作依頼
依頼主はこのエピソードをZachさんに伝え、祖母をたたえるペンダントを作ってほしいと依頼。Zachさんはその思いをくみ、子ども5人と孫娘を象徴する計6つの誕生石を並べたジュエリーを完成させました。
そしてペンダントの裏側には、亡くなったビクトリアの誕生石であるジルコンが隠されています。こうすることで、これまで親族ですら知らなかったビクトリアの存在をジュエリーで残せるようになりました。
●感動的なエピソードに反響
完成したジュエリーと隠されたエピソードに対し、コメント欄では「まさにジュエリーとはこうあるべき」「本当に特別ですね」「泣きました」という声や、「なんて素敵な家族」「亡くなった子どもの誕生石が彼女の心の一番近くにあるなんてすてき」という声も。また、依頼者である孫も「協力に本当に感謝しています」とコメントしていました。
画像はYouTubeチャンネル「Zach Emigh Jewelry」(@zachemighjewelry)から引用