栗オタクが本気で作った、丹波栗ぎっしりの『栗のテリーヌ「天」』を取り寄せてみた
2020年4月11日(土)10時50分 食楽web
栗のテリーヌ「天」| 食楽web
代表的な京の味覚のひとつ「丹波栗」。丹波栗と呼ばれるものは、古くは献上品として都に運ばれていました。江戸時代に入ると、年貢米の代わりとして上納されたこともある上品な栗。その栗は、京野菜に匹敵するほど長い歴史を誇っています。
そんな丹波栗を贅沢に使用した絶品の焼菓子があると聞いて、取り寄せてみました。それが仏蘭西焼菓子調進所『足立音衛門』の「栗のテリーヌ『天』」。京都・丹波の地で、「栗おたく」を自負する店主が試行錯誤の上、丁寧につくりあげた逸品。その“やみつきになるほどの絶品な味わい”とはどんなものなのでしょうか。
カットした瞬間、溢れんばかりの栗がぎっしり!
栗のテリーヌ『天』の包装紙には、通し番号が記載
栗好きの間で噂の栗のテリーヌ「天」。通し番号が記載された、ずっしりと重量感あるパウンドケーキが顔を出しました。包装紙に記載された通し番号は、ひとつひとつ丁寧に心を込めてつくった証。
ナイフを入れると、洋酒と濃厚なバターの香りのいい匂い! アルコールが苦手な人は、切り分けたケーキを室内で10分ほど置いておけば、アルコールの風味が弱くなり食べやすくなりますよ。
栗のテリーヌ「天」/10,800円 (税込)
栗のテリーヌ「天」はどこをカットしても、粒よりの丹波栗とヨーロッパ種の栗がたっぷり! 生地に入っている大きな栗は、思わず目を奪われる人も多く、見た目のインパクトも抜群です。
和三盆は、創業文化元年という由緒ある讃岐三谷家のものを使用。この和三盆が鍵となり、全体を滑らかに仕上げています。これに発酵バターの中でも、とくにコクがある「ラヴィエットA.O.C.発酵バター」を合わせた上品な味わいがクセになります。
お抹茶はもちろん、ウイスキーにもぴったり!
洋酒とのマリアージュも最高
しっとりとした生地と、粒よりの2種類の栗がホロリと混じり合いますが、お抹茶や紅茶と合わせれば、まろやかな甘さに変化。お酒ならぜひ、ウイスキーと合わせてみてください。栗本来の味わいに、さらに深みを与えてくれますよ!
自宅で過ごす日は、栗のテリーヌと洋酒で贅沢気分を満喫。栗おたくと自負する『足立音衛門』のこだわりを凝縮した、贅沢すぎる栗のテリーヌ「天」をぜひ、この機会に味わってみてはいかがでしょうか。
(撮影・文◎加藤朋子)
●SHOP INFO
仏蘭西焼菓子調進所『足立音衛門』
商品:栗のテリーヌ『天』
価格:10,800円 (税込)
https://www.otoemon.com/shop/