「生理が原因でパートナーとギクシャク」女性の3割が経験 - あるあるエピソードトップ5は?
2025年4月14日(月)12時31分 マイナビニュース
ヘルスアンドライツは4月10日、「生理が原因でパートナーとうまくいかなかった経験」に関する調査の結果を発表した。調査は2025年3月21日、15〜49歳の女性500名を対象にインターネットで行われた。
○約3割が「生理で関係がギクシャク」経験あり
女性の約3割が「生理のせいで、パートナーとの関係がギクシャクしたり、険悪なムードになったり、喧嘩になった経験がある」と回答。さらにそのうちの約3人に1人が「別れを考えた」「別れそうになった」「別れた」と回答し、生理による影響がカップルの関係に深刻なダメージを与える可能性があることが分かった。
○「生理のせいでパートナーとギクシャク」エピソードTOP5
「具体的にどのようなことでうまくいかなかったか?」という質問に寄せられたエピソードをもとに、"生理のせいでパートナーとギクシャク"あるあるエピソードTOP5をまとめた。
第1位は「生理前のイライラでパートナーに強く当たってしまい、喧嘩になった」(51.8%)だった。「ちょっとしたことでイライラが爆発。彼の言動に敏感に反応してしまい、自分でもコントロールできず口論になってしまった」(25歳)、「言い方がきつくなってしまい、後から『なんであんな言い方したんだろう…』と自己嫌悪に陥る」(28歳)、「普段は流せる冗談にカチンときて、旦那にキツく言い返してしまった」(34歳)といったエピソードが寄せられている。
第2位は「生理による体調不良を理解してもらえず、無神経な言動に傷ついた」(35.0%)。「『気の持ちようじゃない?』と言われて、理解してもらえないことが悲しかった」(30歳)、「寝込んでいるときに、『そんなことで休むの?』と冷たく言われて喧嘩に発展。その言葉がきっかけで心が離れてしまい、結局それが原因で別れた」(32歳)、「夫に『また調子悪いの?』と軽く言われ、その言葉だけで気持ちが沈んだ。もう少し寄り添ってほしかった」(42歳)といった声が集まった。
第3位は「生理前や生理中に過度に不安になったり涙もろくなり、パートナーに心配させてしまった」(27.3%)だった。「普段なら気にならないLINEの返事の遅さに不安になり、勝手に落ち込んで泣いてしまった」(21歳)、「感情の波が大きく、ちょっとした言葉に過剰に反応してしまって、相手を困らせてしまった」(27歳)、「生理前に涙もろくなり、些細なことで泣いてしまって、それを見て彼が困惑しているのを感じた。感情的に不安定になった自分を見せたくなくて、彼に迷惑をかけたくないと思い、別れを切り出してしまったが、後から冷静になってみると生理前の症状だったと気づき、後悔している」(29歳)といった声が寄せられている。
第4位は「生理中だったが、パートナーにセックスを誘われて断ったところ、気まずい雰囲気になった」(16.8%)。「お泊りデート中に生理だと伝えたら、急に無言になって距離を感じた」(22歳)、「『ムード壊れた』と冗談っぽく言われたけど、内心とてもショックだった」(29歳)というエピソードがあがっている。
第5位は「パートナーに生理周期についての理解がなく、避妊や妊娠に関することで誤解やトラブルになった」(14.0%)だった。「『生理中は妊娠しないんでしょ?』と言われ、妊娠の可能性があると説明しても『大丈夫でしょ』と軽く扱われてがっかりした」(26歳)といった声があった。