久間田琳加が新境地、“勇敢でかっこいい”記者の表情に注目「死ぬほど愛して」第4話
2025年4月18日(金)19時0分 シネマカフェ
「死ぬほど愛して」第4話(C)AbemaTV, Inc.
本作は、8年ぶりに俳優復帰した成宮が狂おしいほどに“魅惑的な殺人鬼”・神城真人(かみしろ・まさと)役で主演を務めている。
第4話では、「女性記者殺人事件」の被害者であり、週刊誌記者の南沢夕陽(久間田琳加)の生前の姿が描かれた。南沢の叔母は“優しい年下男性”と結婚後に突然死。叔母は心臓に持病があったものの、結婚後は快方に向かっていたため、警察は「事件性なし」と判断していた。
そんな中で葬式に参列した南沢は、叔母の夫が貧乏ゆすりを目撃。悲しげな表情と行動が一致しない叔母の夫を不審に思い、水面下で単独取材を重ねていった。「掘れば掘るほど、この男ちょっとヤバいかも」と感じた南沢は、この取材について先輩記者に相談しようとした矢先、何者かの連絡を受けて1人で現場へ急行。そのまま帰らぬ人となってしまった。
■久間田“南沢”は成宮寛貴“真人”の殺人鬼としての証拠を掴み、単独取材を重ねるも…
「自分の監督不足」と悔やむ先輩記者の石黒颯馬(細田善彦)は、神城真人(成宮寛貴)と妻の澪(瀧本美織)の隣室で夫婦の会話を盗聴、家庭ごみを漁っていた男。石黒は真人が真犯人だと睨み、南沢の無念を晴らすためその姿を迫っていたのだ。
ある日、石黒は南沢の実家を訪ねると、形見としてお守りを受け取る。その中にはSDカードが隠されており、南沢の“叔母の夫”こと真人にまつわる膨大な取材データが…。そして、真人の“しっぽ”を掴めるような重要記録が記されていた——。
真人の正体を突き止め、物語のカギを握る重要な役どころを熱演した久間田は、本作にて記者役に初挑戦。キャスト発表時に「私にとって挑戦ではありましたが、その一方でとても新鮮な気持ちで撮影に臨むことができました」と語っていた通り、シリアスな作品の中で新境地を切り開いている。
久間田が「何か一つのことを信念を持って追いかける姿は、勇敢でかっこいい」と評した南沢の雄姿、そして久間田の新たな表情は注目となっている。
■瀧本美織演じる“激重妻”に視聴者困惑「目を覚まして欲しい」「モヤモヤする(笑)」
澪は真人が殺人鬼だとつゆ知らず、元夫のDVに苦しみ、生きることをやめようとしていた自分を救ってくれたことから彼に絶大な信頼を置いていた。真人と結婚指輪を買いに行き、2人だけの結婚式を約束すると、澪は「本当に幸せ」と順風満帆な夫婦生活に目を細める。
一方で、時折、心が不安定になる澪。そんな妻へ真人は「誰もいない。いるのは2人だけ」としきりに声を掛け、そのたびに澪は「真人がいれば大丈夫」と応えていた。さらに真人は澪を頻繁に瞑想に誘い、2人きりの世界へ引き込む。
この危険すぎる“洗脳術”に、視聴者からは「澪、逃げて!」「真人がサイコパスすぎて怖い」と大きな反響が寄せられた。また、どこか共依存的な神城夫妻に対し、澪の友人で心療内科医である瀬川水樹(松井玲奈)は不安視するも、その声は届かず…。
それどころか澪は通院をやめることすら考えていた。この世界で真人しか見えていない澪に対し、「目を覚まして欲しい」「見てるとめっちゃモヤモヤする(笑)」「さすがにヤバい」といった声がABEMAのコメント欄に挙がる。
さらに、真人の瞑想から生い立ちが明らかになるシーンも。自身と妹はネグレクト状態にあったことや、義父から “しつけ”と称した虐待を日常的に受けていたことが浮き彫りに。瞑想では阪神淡路大震災発生時の記憶を呼び起こすと、澪から「見たことない顔をしてた」と指摘が。
震災は現在の真人に大きく関与しているのか? ほかにも、真人はとある病院を訪れ、寝たきりの女性に宮沢賢治の「永訣の朝」を読み聞かせていた。この女性の正体とはいったい…? 不気味で謎に包まれた真人の素顔やバックグラウンドが見え隠れする第4話となった。
ABEMAオリジナルドラマ「死ぬほど愛して」は毎週木曜23時〜ABEMA SPECIAL チャンネルにて放送中(全8話)。
第1話から最新話となる第4話までを全話無料配信中