50代パート主婦、家中の“捨て活”を始めて2年半…… “劇的変化”した各部屋に「気持ちまでスッキリ」「やる気と勇気が湧いてきた」

2025年4月18日(金)21時0分 ねとらぼ

散らかった部屋

 2年半の「捨て活」で、キッチンや洗面所などスッキリさせる“ビフォーアフター”をまとめた動画がYouTubeで公開されています。動画は記事執筆時点で75万回以上再生され、「尊敬する」「自分も頑張ろうと思った」などのコメントが寄せられています。
●2年半のわが家の「捨て活」の様子を公開
 50代パート主婦でYouTubeユーザーの「あん」さんは、「あんのVLOG」で家の中を片付けていく様子を発信しています。
 今回話題となった投稿では、2年半、「地道にひたすら、マイペース」に要らないモノを減らし続けたさまざまなお部屋の変化を披露しています。
●目指すは「どんなに荒れてもすぐに戻せるキッチン収納」
 まずは、キッチンの片付けに取り掛かったあんさん。「とにかくモノを減らそう。そして、その先に……家にあるモノ全てを把握できるようになりたい」という思いで、フックに掛けてある使ってないハサミや収納にしまっていたモノを出しては捨てを繰り返します。作業をしながら「無駄なモノをなくしたら空間がよみがえりました」と“捨て活”の効果を早くも実感します。
 食器棚の中身を全て出して使っていない食器を捨て半分の量に、乱雑にしまっていた鍋も使っていなかったモノは捨てます。現在では、「使っていないモノを探して捨てる」から「残すモノを選んで、それ以外は捨てる」と考え方が変わったそうです。
 奥や底に何があるか分からないほどごちゃごちゃしていた食品のストックは、期限切れのモノは捨て、見やすく取り出しやすい縦収納に。「キチンと細かく分けて収納するのは 大ざっぱな私には合わないので」というあんさんは、「どんなに荒れてもすぐに戻せるキッチン収納を目指し」ているとのことです。
●モノを捨て、部屋をリセットした後は「配置転換」で「次男らしい部屋」に
 さて、次の「捨て活」の舞台は、「わが家のぱなし君」こと大学生の次男の部屋です。足の踏み場のない部屋で本格的に捨て活を始める前に、脱ぎ散らかしている服を集めて洗濯機へ直行。
 そして、要らない書類はダンボールに、要らない本は集めてビニールひもでまとめ、捨てるモノは全て廊下に運びだしました。カーテンを新品に変え、部屋の「リセット」を完了させた後、今度は家具の「配置転換」を行い、次男が過ごしやすい部屋に。
 他県で1人暮らしをする長男の部屋から、使われていない机やイス、棚を運び入れ、床に散乱していた次男の本と服を収納。モノを置く空間ができたので、長男の部屋に置いていたギターなど楽器を次男の部屋に戻しました。「これで長男が帰省しても大丈夫。こちらも次男の部屋らしくなりました」と一安心するあんさんでした。
●「生活感丸出し」&収納がごちゃごちゃだった洗面所が……
 続いて取り掛かったのは洗面所。一見散らかっていないようですが、あちらこちらに雑然と要らないモノが放置され、洗濯ネットがラックからぶら下がっているなど、使ったものが出しっぱなし。収納もモノでごちゃごちゃになっているなど、あんさんとしては「生活感丸出し」な状態なのだそうです。
 洗面所に何があるのかを把握するため、あんさんは床に新聞紙を敷き、収納していたモノを全部出します。洗濯かごに使っているものだけを集めて、そこから最終的に残すものを選びます。それから、仕切りで区切った収納にめったに使わないモノは奥、毎日使うドライヤーは手前に入れ、洗剤類は洗濯機にくっつけられる棚に置くなど、「出しっぱなし」になりにくさを意識して片付けました。
 片付けの際に出た古いタオルを雑巾にして、ハイターなどを使ってついでにお掃除。今後は「モノを減らして、全ての住所を決めながら、秒でリセットできる洗面所を目指す」そうです。
●床にモノを置かず、掃除がしやすいトイレに
 最後の部屋はトイレです。あんさんが気になっていたのは、窓のカフェカーテン。日差しを遮る上に、特徴的な柄のせいで目がチカチカするので取り外します(窓ガラスは模様があるので外から中は見えません)。
 次に捨てるのは掃除用具。床のほこり取り用に買ったブラシは思うように取れず、ほこりを掃除機で吸い取る手間がかかり、本体も汚れるという「三重苦」状態だったそうです。また、トイレ掃除用の洗剤や便器を磨くブラシは、それ自体が不衛生になりやすく、トイレの床には何も置きたくないと感じていたため、悩んだ揚げ句、捨てようと決心。
 さらに、雑貨屋さんで見つけたカワイイ小物も捨てることに。さびしい気もしますが、「マメに拭くような性格じゃないから結局ほこりまみれ。カワイイを持続するのは諦めて、楽な方に方向転換」と自分の性格にあわせて空間づくりをしていきます。
 モノがなくなったトイレを使い捨てのトイレシートや使用済みのスポンジなどで掃除し、壁は白いペンキで塗ります。掃除用具やトイレットペーパーはまとめて天袋に。要らないものは捨て、20年来の汚れも落とし、トイレもスッキリさせました。
 「捨て活」で出たごみの中で、処分の仕方が分からないモノやごみ袋に入らないモノ、ごみ収集日に出せないモノはクリーンセンター(ごみ処理施設)に持って行き、お金を払って処分してもらいます。自分で買った大量のモノを、家族にも手伝ってもらい、お金と時間を使って捨てるのはなかなか大変な作業。「もう二度とこんなことにはならないようにしよう」と心に誓ったあんさんでした。
●やる気を出す人も
 あんさんの「捨て活」動画には「めちゃくちゃ、綺麗で素敵な空間になり素晴らしいですー!」「まず、『全出し』が恐怖&面倒なんですよね、、。でも、その壁を越えた人がミニマリストになってる気がします!見習います!!」「どんどんお部屋が片付いていく様子が気持ちよかったです 私もトイレに雑貨を飾っていましたが、全て外したら掃除しやすく快適になりました」「なんて、素晴らしい これをみて、頑張りますっ!」などの声が寄せられていました。
 また、「ぱなし君が素直に協力してるのが素晴らしい」「息子さんに片付けるように促したのが、すごい!すっきりカコイイ部屋になりましたね 息子さんもどんどん片付けてて、偉い!」など次男についてコメントする人もいました。
 あんさんのYouTubeチャンネル「あんのVLOG」では、50代主婦の日常や捨て活をテーマに動画を公開。家の中だけではなく、庭や実家の捨て活、よその家の片付けなど、バラエティ豊かな動画が投稿されています。
動画提供:あんさんのYouTubeチャンネル「あんのVLOG」

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