シャツのえりに付いたシワ問題を解決! 企業が教える原因と対策とは

2025年4月19日(土)17時40分 grape

※写真はイメージ

学生服の襟に付いたシワに困っていませんか。

しっかりアイロンをかけたはずなのになぜか取れない襟元のシワは、ついやってしまいがちな『あの行動』が原因です。

菅公学生服株式会社(以下、カンコー)のウェブサイトでは、襟に付く細かいシワが取れない理由を解説しています。

シワの原因は『生乾き』

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カンコーは、襟にシワが付く原因を次のように解説しています。

アイロンがけの際、生乾きや濡れた状態のまま行っていませんか?
その状態でアイロンをかけると、縮みが発生しシワの原因になります。

カンコー学生服 ーより引用

アイロンをかける前に、襟元までしっかり乾いているか確認しましょう。

晴れた日は外干しをするとしっかり乾きますが、強い日差しは色あせの原因となります。朝夕の日差しが穏やかな時間帯を選んだり、陰干ししたりするのがおすすめです。

室内干しをする場合は風通しのいい場所を選び、除湿器やサーキュレーターを活用しましょう。

洗濯物同士の間隔を適度に空けることで、乾燥時間を短縮できます。湿気の多い季節は特に、換気と除湿が重要です。

乾燥機を使用する時は高温での乾燥を避け、低温設定もしくはシャツ専用コースを選びましょう。

乾燥機で完全に乾かそうとせず、湿り気が残る状態で取り出して自然乾燥させると、生地の傷みを防げます。

アイロンがけの温度にも注意

シャツの襟には、形状を保つ目的で『芯地』が使われています。この芯地の性質にも注意が必要なのだとか。

芯地は180℃以上の高温のアイロンなどで熱を与えられると、接着樹脂が溶けて柔らかくなり、縮んでしまうのだそう。生地のポリエステル部分も、高温になると縮んでしまうので、襟が変形したり、ヨレてシワになったりしてしまいます。

一度変形したりシワが発生したりすると、元通りにするのが難しくなります。アイロンがけをする前にシャツの洗濯タグを確認し、素材に適した温度を確認しましょう。

襟部分は生地が厚いので、アイロンを表裏両方から当ててシワを伸ばします。

アイロンを持っていないほうの手で布を引っ張りながら、袖先から中心に向かってかけましょう。

中心に達したら、反対側も同じ手順でアイロンをかけます。襟の中央部分にアイロンをかけたら完成です。

襟にシワを残さないためにも、襟をしっかり乾かし、温度に気を付けながらアイロンをかけましょう。


[文・構成/grape編集部]

出典 カンコー学生服

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