給料が低すぎる…給与交渉を成功させるためのポイントは? 転職先でモヤモヤする相談者に“人生の先輩”からのアドバイス
2025年4月24日(木)20時0分 TOKYO FM+
4月18日(金)の放送は、「給与交渉」に関する相談を紹介しました。

※写真はイメージです
<リスナーの相談>
4月から社会人7年目になりました。今年1月に転職し、新しい会社で働いているのですが、給与について悩んでいます。
この春、世の中の流れと同様、当社でもベースアップがありました。しかし、私の入社日だと今年度のベースアップは対象外となり、初任給とさほど変わらない金額となってしまいました。仕事内容は前職で経験のあるプロジェクトマネジメントで、同業他社と比べても給与が見合っていません。
気持ちの面でもモチベーションが下がりまくりです。給与交渉をしたいのですが、初めてなのでどうしたらよいかわかりません。経験者の方のアドバイスをいただけると大変助かります!(大阪府 20代後半 女性)
*
この相談を受け、パーソナリティの住吉は「組合、団体での給与交渉は想像がつくのですが、個人でとなると難しそうですよね。ぜひ詳しい方からのアドバイスをお願いします!」と、他のリスナーにアドバイスを呼びかけました。

パーソナリティの住吉美紀
——今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
◆交渉前に給与規定を確認
給与交渉をした経験がありますが、うまくいかず最終的には転職しました。会社には“給与規定”や“給与テーブル”が存在する場合が多いので、まずはそれを確認するのが第一歩です。
交渉の余地がないと判断できれば転職も選択肢になりますし、明確な規定がなければ、交渉に臨む価値は十分にあります。(茨城県 男性 40代後半 会社員)
◆交渉には「データ」と「実績」が必須
元SEです。部下の評価や昇給も担当してきました。給与交渉では、これまでの実績を“見える化”することが重要です。
自分が身につけたスキルや成果を資料にまとめ、上司との面談に臨んでください。それでも難しい場合は、「来年までに〇〇を達成したら昇給を」と具体的な交渉を。結果が出ても変わらない場合は、転職も視野に入れて。(神奈川県 男性 60代前半 自営業)
◆“転職”を交渉カードに
以前、中堅のリース会社で給与交渉をしたことがあります。実績を武器に、社内のキーパーソンに直接交渉しました。社長ではなく、部下に辞められては困る中間管理職を狙ったのが功を奏しました。
「辞めてもいい」という強気の姿勢と、実際に転職先を確保したうえでの交渉が功を奏し、同世代のなかで最高水準の給与を獲得できました。人材不足のいま、転職を仄めかすことは大きな交渉力になります。(埼玉県 男性 50代後半 会社員)
----------------------------------------------------
4月18日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 4月26日(土) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜〜金曜9:00〜11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/bo/