「トイレ掃除は時間外にやれ」と強要する上司...「30分かかるのにサービス残業では?」と憤る女性
2025年5月4日(日)23時33分 キャリコネニュース

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雇用形態がどうあれ、労働に対する対価は正当に支払われるべきだ。しかし、投稿を寄せた60代女性(事務・管理)は、臨時の公務員として働いていた時期に、理不尽な経験をしたという。
「正職員と同様にトイレ掃除当番が当たり前にあった。以前は自分の勤務時間内で迷惑のかからない時間帯に清掃していたが、配置替えで来た女性上司に勤務時間以外でしろと指図された」
時間外でトイレ掃除をしても、その時間は当然のように無給だった。(文:長田コウ)
「改善されることは難しいのでは?と思っている」
それに疑問を感じた女性は、当時の心境をこう明かしている。
「女子トイレはタイルをブラシで清掃したり、障がい者用トイレの清掃もすると、ゆうに30分かかる。これってサービス残業に値するんじゃないか?と思った」
丁寧に掃除をすれば、まとまった作業時間が必要だ。時間外に行うのはおかしいと考えても無理はない。
しかし結局、次年度は面接で不合格となり、雇用契約が「継続できなかった」ため退職することになったという。
面接の際だろうか、課長に「問題点等気付いたこと」を問われた女性は、トイレ掃除を「2人ですれば早く終わる」と伝えた。その後、変更されたかどうかは分からないそうだが、辞めた今、諦めたようにこう語っている。
「未だにお茶当番のある職場だったので、改善されることは難しいのでは?と思っている」
トイレ掃除のサビ残に限らず、旧態依然とした職場環境だったようだ。
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