【後悔】伝説のすた丼屋の新メニュー『ピザすた丼』を最大サイズ「超鬼肉飯増量」で食べた結果…
2025年5月10日(土)20時0分 ロケットニュース24
今回販売されている『ピザすた丼』には、「腹5分目」から「超鬼肉飯増量」までの12種類から選べるサイズがある。そして私(耕平)には、伝説のすた丼屋の新メニューを食レポする時の流儀がある。それは最大サイズ「超鬼肉飯増量」で食べること。
果たして、この前代未聞のピザとすた丼の融合を超巨大サイズで堪能した結果は……? その先に辿り着いた答えも、お伝えしよう!
・今までに無い出来事
今まで伝説のすた丼屋で数々の新メニューを食レポしてきた私は、販売日に意気揚々と会社の近くの店舗に訪れた。
店内に入ると、食券機には期間限定新メニューの『ピザすた丼』が表示されている。
さっそく、食券を購入しようとしたところ……
まさかの売り切れ!
こんな経験は初めてだ。もしかしたら、地元の店舗では販売されているかもしれないと訪問してみると……
またもや売り切れ!
そんなに話題の新メニューなのか? 一応SNSで調べたところ、特に各店舗の売り切れ情報などは見当たらなかった。
翌日リベンジで、また会社の近くの店舗に訪れる。おそるおそる食券機をタッチすると……
無事、販売されていた。
そして注文するのは、「超鬼肉飯増量(税込2070円)」一択だ。
・いざ勝負!
待つこと約5分。肉量250g、飯量670gという超ハイカロリーな新メニュー『ピザすた丼(超鬼肉飯増量)』が運ばれてきた。
驚いたのは、本当に「ピザ生地」が乗っているということ。単にチーズとケチャップを乗せただけでなく、ちゃんとした三角形のピザ生地が鎮座している。
見よ! この肉々しさ全開のイタリアンを!!
果たして〈すた丼×ピザ〉とは、どんな味なんだ……? さあ、カモン!!
おっ、意外といける!
ケチャップとチーズだけでも、ある程度ピザの味は再現できることは知っていたが、すた丼のガツンとした味とは意外にも相性がいい。
さらに、米とピザ生地を同時に頬張るという “炭水化物の狂宴” も、意外と違和感なく楽しめる。トマトソースの酸味とチーズの塩気が、すた丼特有のニンニクの風味と意外にも喧嘩せず、むしろ互いを引き立て合っている。
最大サイズも、何のその。アッという間に半分まで食べ進めてしまった。
・ラストスパート〜その先にあった「後悔」
ところで、この量を箸で食べ続けるのはさすがに疲れる。そこで心強い味方、レンゲの登場だ。
レンゲのおかげで、前半の1.5倍くらいのスピードで平らげていく。
途中、少しブレイクしたくて付け合わせのたくあんをかじる。このたくあんが、絶妙な箸休めになってくれた。
そして気がついたら、残り一口。
着丼してから、わずか10分弱。1kg近い総重量だったが、速攻で完食できた。
最後は味噌汁で胃の中を締める。これで今回のチャレンジは終了した。
だが、完食して気づいてきたことがある。それは……「超鬼肉飯増量」だと、イタリアンの風味が薄い。
この一言に尽きる。おそらく「超鬼肉飯増量」でも、ピザ風味の調味料やトッピングの量が「並盛り」と同じなのではないだろうか?
宣材写真で見ると、並盛りもピザ生地は3枚ある。ただ「超鬼肉飯増量」の場合、実物はケチャップやチーズの量に比べて、すた丼の肉と飯の量が圧倒的に多い。そのため途中からは、ほぼ普通のすた丼を食べているような感覚になってきていた。
──というわけで、『ピザすた丼』は確かに面白い商品だが、サイズ選びを間違えると「5割くらいは、ただのすた丼」になってしまう危険性がある。
今回「超鬼肉飯増量」で挑戦したことは少し後悔したが、新しい組み合わせの体験ができたことには満足している。ちなみに、この『ピザすた丼』も従来の新メニュー同様、販売期間は限られている。興味のある方はサイズ選びに気をつけて、早めに試してみることをオススメしたい。
参考リンク:伝説のすた丼屋
執筆:耕平
Photo:RocketNews24.
画像をもっと見る